「チュモン」の検索結果

今すぐ視聴する

第4話
朱蒙 第4話 祭儀を欠席したことで父王クムワの怒りを買ったチュモンは、兄テソの取りなしで重罰を逃れるが、テソの真意はチュモンを翌日からの長旅に連れ出し、山中で命を落とすよう仕向けることだった。兄たちの胸の内を知らないチュモンは母ユファの激励を受け、プヨの神器「タムル弓」に拝謁するための旅に出る。 テソとヨンポは森で底なし泥沼に落ちたチュモンを見捨てるが、危ういところでチュモンはヨンタバルの娘ソソノが率いる貿易団の一行に救われる。商団はソソノがチュモンを縛り上げて連れまわすなか、ヘンイン国の将軍と取引が決裂して危機一髪となるが、忠実な部下ウテの活躍で危機は去る。そして、ソソノはチュモンがプヨの王子とも知らぬまま解放して別れる。一方、始祖山の祭壇にたどり着いたテソとヨンポは、弦さえ掛けられぬタムル弓の強靭さに驚く。兄たちがそのまま引き上げる途中、後から追ってきたチュモンは彼らの会話を聞いてしまい、兄たちの真意を悟る。チュモンは悲しみながらも祭壇にたどり着くが、簡単に弦を掛けて引き絞った弓を折ってしまい、さらに落ち込む。 テソとヨンポが悲嘆を演じながらクムワにチュモンの死を報告した直後、当のチュモンがふらりと宮殿へ帰還する。弓を見もせずに逃げ帰ってきたとクムワに謝るチュモンのふがいなさを激怒するユファに、チュモンは弓を壊してしまったこと、そして兄たちに命を狙われていることを涙ながらに打ち明ける。
第38話
朱蒙 第38話 チュモンは生きているというヨミウルの言葉を受けて、オイたちとモパルモ、ムソン、そしてヤンタクたちは、無事チュモンの奪還に成功する。チュモンはテソがクムワを追いやって国政を担っていることを知らされ、驚きを隠せずにいたが、ソルタクと結婚させられそうになっていたイェソヤを奪い、プヨを目指す。一方、チュモンが生きていたことがヒョント城のヤンジョンへ伝えられ、ヤンジョンはプヨ宮殿のテソへ急使を送る。 その頃プヨ宮殿では、ヨンタバルとソソノがクムワに別れのあいさつにきていた。そして、ユファはソソノにチュモンのことはもう忘れなさいと告げる。一方、チュモンはオイたちとともにイェソヤを連れてプヨ宮殿郊外まで戻り、ヨンタバル商団がテソから追放令を受けたこと、ソソノがテソの側室になるのを避けるためにウテと結婚したことを知る。チュモンは馬を駆りソソノを追いかけるが、顔を合わせることはできず、黙って一行がケルへ戻るのを見送る。 チュモンが生きていることを知ったテソは、ナロたちにチュモンの暗殺を命ずる。チュモンは自分が生きていることを民に知らせ、テソが自分に手出しできないようにしようと考え、そのうわさをユファも耳にする。そしてついにある夜、チュモンは宮殿へ忍び込む。
第19話
朱蒙 第19話 チュモンはコサン国で塩を確保して戻り、喜んだクムワは慰労の宴を催す。手柄で大きな差をつけられたテソとヨンポは憤慨し、王妃はチュモンが皇太子に選ばれるのではないかと心配する。ユファはソソノを紹介して褒めたたえるチュモンを見て、息子の恋心をそれとなく察する。一方、クムワへの恨みを抱くヨミウルは宴の出席を拒否し、プドゥクプルは王と神殿を和解させようとさりげなくクムワを諭すが、クムワの反応ははかばかしくない。 チュモンとソソノの急接近を目の当たりにして焦ったテソは、ソソノに将来王妃になってくれと告げる一方、チュモンに勝る手柄をたてて父に認められるため、単身ヒョント城へ赴き太守ヤンジョンに会う。その頃プヨ宮殿では、クムワがチュモンを特使に任じ、漢への従属を拒否する親書をヤンジョンに手渡すよう命じていた。王妃とヨンポはテソの留守中にチュモンが大役を得たことを憤る。 重責をおびてヒョント城へ赴いたチュモンは、クムワの親書に憤慨するヤンジョンを前に、今後は一切漢の干渉は受けぬと毅然と通告する。そして、城内で出くわしたテソに対して、弟ではなく特使としてヒョント城にいる理由を詰問し、まるで人が変わったようなチュモンの態度にテソは激怒する。一方、プヨンを救い出すと約束したはずのチュモンにいら立つオイは、トチとハンダンの陰謀に乗せられ、プヨンを奴隷商人から救いたい一心で、チュモンが炒鋼(チョガン)法を研究していることを話してしまう。
第20話
朱蒙 第20話 チュモンはヒョント城での任務を見事に果たしてプヨへ戻り、クムワがチュモンを賞賛するのを見たテソとヨンポは焦りを募らせ、チュモンの動向に探りを入れ始める。ヨンポはトチを通じ、プヨンがトチによって漢の商人に売り飛ばされてしまい、対策をしなかったチュモンに不満を持っていたオイを利用する。オイはチュモンを裏切り、テソとヨンポに情報を流してしまう。テソは鉄器工場で働くモパルモの部下トックを呼び出し、チュモンが解明しようとしている炒鋼(チョガン)法の進み具合を探る。 塩の山を見つけただけでなく炒鋼法の秘密を解明されてしまっては、皇太子の座をめぐる競合でチュモンが圧倒的に有利になるため、テソとヨンポは強い危機感を抱く。その危機感も手伝って、テソはヨンタバルにソソノとの結婚を申し込む。一方、宮殿内では次の皇太子が誰かをにらみ、さまざまな権力闘争が渦巻いていた。王妃はクムワと対立を続けるヨミウルを神殿から追い出そうと画策し、新しい巫女としてマウリョンを迎えようとする。宮廷使者ポルゲも王妃を援護し、王妃のたくらみを知ったヨミウルは、ヨンタバルに助けを求める。 チュモンはウテにプヨンのことを調べてもらい、トチのもとからプヨンを助け出すことに成功する。オイはチュモンを裏切ったことを告白するが、チュモンは自分の誠意のなさをオイに謝り、主従のきずなは強く結ばれる。その後、チュモンはオイをおとりに使い、テソとヨンポをわなに掛ける。
第23話
朱蒙 第23話 ヘモスが実の父であることをヨミウルから知らされたチュモンは、あまりに残酷な事実に衝撃を受け、皇太子競合に挑む意欲が急速に冷めていく。そんな時、プヨンを拉致したトチの背後にいるヨンポから、プヨンを返してほしいなら皇太子選びの競い合いを放棄しろと要求され、チュモンはその意向に従う決断をする。チュモンの決断の動機を理解しかねつつも王妃とテソは喜び、チュモンに期待していたクムワは失望する。そしてチュモンの母ユファは激しく動揺するが、事実を知った息子に涙ながらにすべてを語って聞かせ、そんな母にチュモンは父が果たせなかった大業を必ず成し遂げ、母の無念を晴らしてみせると約束する。 一方、チュモンが要求に従ったことで、ヨンポとトチはプヨンを解放する。晴れて自由の身となったプヨンだったが、自分がチュモンの前途を阻んでしまったという罪悪感に耐えかね、オイの求婚にも応じず、弟と妹を連れてひっそりとプヨを去ってしまう。 ソソノは、チュモンが皇太子の競い合いから降りた理由はプヨンを救うためであるとマリたちから聞かされ、切なくてたまらない気持ちになる。しかし、口に出しては何も言えず、部屋でひとり思い悩むしかなかったが、そこへチュモンがやってきて「しばらくの間プヨを去り、旅に出る」と告げられる。そして、「自分の心の一片はソソノお嬢様に預けて行く」と言うチュモンは、ユファからもらったヘモスの形見の指輪を差し出す。
第45話
朱蒙 第45話 チュモンは流民たちを先導し、長安へ送ると称して出発する。チュモンを気遣うクムワは護衛兵部隊のナロたちをひきつけて時間稼ぎをしようと、ユファとともにわざと遠方へ湯治に出かける。チュモンは同行の軍官たちに事実を告げて追い払い、喜びにわく流民たちを連れて新たな砦を目指す。テソはチュモンの逃亡を知って激怒し、自ら兵を率いて追跡し山中で激しく戦うが、それは追跡軍を足止めし、その間に流民を舟に乗せて対岸へ渡そうというチュモンの作戦だった。 逃げたチュモンは間一髪で川を渡り、歯噛みするテソの目の前で対岸へと消えていく。一方、宮殿を抜け出そうとしたイェソヤは動きを察知され、捕らわれてしまう。モパルモとムソンからその報告を受けたチュモンは、イェソヤを連れていくことを諦めて流民たちと先を急ぐことにする。テソはクムワが背後でチュモンに協力していたことを察知し関与を問いただすが、クムワはあくまで白を切り通す。チュモンの行動を聞いたヨミウルはケルを去り、新たな主人となるチュモンの元へ向かう。 ソソノはコサン国の塩を盾にテソを脅し、商団との取引を迫る。クムワとともに宮殿に戻ったユファは、プヨから出られず投獄されたイェソヤのもとへ駆けつけ、彼女の懐妊を知って驚く。そしてチュモンは、ついに新たな砦となる山中の一角にたどりつき、新生タムル軍の結成を力強く宣言する。
第64話
朱蒙 第64話 チュモンたちは食糧調達のため海賊の住む地方を目指して国境封鎖を突破し、正体や素顔さえ知れない海賊の頭目プウィヨムを捜して、商人たちに手がかりを求める。一方、プブンノからチュモン死亡の報告を受けたテソは、今こそチョルボン攻略の好機と見て私財を軍費に差し出すよう家臣たちに命令する。クムワもテソに全権を与え、対チョルボン戦を推し進める。 商人の紹介でようやく海賊団と接触できたチュモンだったが、プウィヨムはチュモンの神がかりな弓技を見てもなお本物だということを信用しない。しかし、海賊狩りの役人に奇襲を受けた際、チュモンは華麗な弓さばきでプウィヨムの命を救い、プウィヨムはようやくチュモンとの交渉に応じる。危険な海に船を出すには相当な見返りが欲しいと言い放つプウィヨムに、チュモンは新しい国・高句麗での人間らしい生活を約束する。旧タムル兵の忘れ形見のプウィヨムはチョルボンの食糧調達に協力することを誓い、ソソノは危険も顧みず自分が船で米を仕入れてくると告げる。 ユファはチュモンを失いショックで倒れてしまうが、見かねたプブンノの口からチュモンが生きていると知らされ望みをつなぐ。テソはチュモンの死によるチョルボンの弱体化をヤンジョンに知らせてヒョントの協力を取り付け、漢とプヨの連合軍を挙兵して一気にチョルボンを攻め落とそうと計画する。その頃、チュモンはソソノに米調達を任せ、一路チョルボンへと引き返していた。
第8話
朱蒙 第8話 ソソノを逃がしたチュモンはマリたちに捕まって暴行を受け、それを見たプヨンは暴行をやめさせるために、チュモンがプヨの王子であることをマリたちに明かす。マリたちはソソノを逃がしてしまったことでトチに殺されるよりは、王子であるチュモンに恩を売ったほうがマシだと考え、チュモンを助けて逃走する。一方、国の外交を任されたテソはヨンタバルに各国の情報を聞きに行くが、その席で、ヨンタバルはテソがソソノに好意を持っていることを悟る。 チュモンを連れたマリたちはムソンが看守長を務める洞穴の監獄を訪れ、チュモンをかくまってくれと頼む。チュモンは自分が監獄にいることを誰にも知らせてはいけないとムソンに口止めするが、ムソンは妹のムドクに話してしまう。ムドクからそのことを聞いたユファはさっそく宮殿を抜け出してチュモンに会いに行くが、ヨンポはユファに見張りをつけ、ユファを尾行して洞穴を突き止める。一方、チュモンと話しているユファの声を聞いたヘモスは、それがユファであることに気付く。 ヨンポから報告を受けた王妃は、クムワに「洞穴に秘密の監獄があることをご存知ですか」と直接問いただす。監獄の存在を今まで知らされていなかったことに激怒したクムワは、自ら監獄を見に行くと言い放ち、監獄にヘモスが幽閉されていることを知るプドゥクプルとヨミウルは慌てる。そうとは知らないチュモンは、ヘモスを剣の師匠と仰ぎ指導を受けることになる。
第10話
朱蒙 第10話 監獄襲撃事件についてプドゥクプルとヨミウルを問い詰めたクムワは、ヘモスが20年間監獄で生きていたことを知り衝撃を受けるが、ユファにそれを打ち明けることができない。一方、監獄から逃走したチュモンはマリたちの協力を得てヘモスをかくまい、モパルモに頼んで護身用の剣を入手する。テソとヨンポは監獄襲撃の首謀者が自分たちであることを伏せるよう、プドゥクプルとヨミウルを説得する。 ソソノは父ヨンタバルの命令で病床のテソを見舞うが、チュモンの存在が心に残り、ウテにチュモンの身元調査を指示する。そしてチュモンが本当にプヨの王子だったと知って驚き、王子ふたりと個人的なつながりができたことを好機と考える。トチはプヨと漢の交易を受注するためヨンポを招いて接待するが、ヨンポはチュモンのことをトチに問い詰める。 チュモンが父や兄たちとトラブルに巻き込まれていることを知ったヘモスは、チュモンを救うためクムワに書簡を送り、夜間密会したいと申し入れる。クムワは約束の場所に駆けつけるが、ヘモスとチュモンは密会を知ったプドゥクプルの差し金で刺客軍団に襲われ、ヘモスの心には盟友クムワへの疑いが生まれる。もはやチュモンは自分の力で身を守るしかないと考えたヘモスは本格的な剣術の授業を開始し、ヘモスから剣の奥義を教わったチュモンは着実に腕を上げ始める。
第44話
朱蒙 第44話 チュモンは流民を連れてプヨを脱出する計画を着々と実行に移しつつあった。ところが、マウリョンが霊視で三足烏を見たことを王妃に報告し、それを聞いた王妃はチュモンへの警戒を解かぬようテソを戒める。テソは忠誠を尽くすチュモンを信じていたが、王妃からの忠告を受け入れ、流民護送の任務からチュモンを外し、代わりにナロを任命する。ユファはイェソヤに、新しい国を建てるというチュモンの大業について話し、妻としてチュモンに仕え、さらに新しい国の母にならなくてはいけないと告げる。 一計を案じたクムワは、ユファが病気になったことにして、療養するために温泉へ出かけることにする。クムワは自分の動きを警戒するテソが、腹心であるナロを自分の護衛につけるだろうと踏んだのだ。優秀な護衛兵たちがクムワに振り向けられれば、その分、チュモンは自由に行動がしやすくなる。いよいよクムワとユファが湯治に出かける日、チュモンは万感の思いをこめて、生母であるユファと自分を慈しんで育ててくれたクムワに今生の別れを告げる。 一方、ソソノはペマン将軍に頼み、コサン国からプヨへと運ばれる塩を強奪させる。それを聞いたテソはチュモンに兵を率いて塩を取り戻してくるよう命ずる。ついに兵を与えられ城から出ることを許されたチュモンは、計画を実行に移すべく、流民の収容所へと向かう。
第47話
朱蒙 第47話 テソはプヨの精鋭と鉄騎軍を率いてポンゲ山へ向かうが、チュモンの策略にはまり大敗する。テソを敗走させたチュモンだったが、タムル軍の基盤はもろく、食べるものも着るものも不足していた。チュモンはヨミウルの進言に従い、当面の間はヒョント城へ出入りする漢の商団や漢へ朝貢する部族を襲って食糧や品物を手に入れることにする。一方、プヨ宮殿ではヤンソルランがイェソヤに辱めを与え、ユファはイェソヤにどんな苦難にも耐えなければならないと説く。 その頃、ケルではソソノがヨンチェリョンから商いの長旅に出るよう言い渡され、ソソノは懐妊中だったが旅に出る決意をする。チュモンは商団を率いて旅に出たソソノの一行を偶然見つけ、万感の思いを込めて見つめる。その後、チュモンたちが漢への貢ぎ物を運ぶ隊列や漢と交易する商団を襲ったことがヤンジョンに知られ、漢の皇室から責任を問われることを恐れて激怒したヤンジョンは、チュモンを何とかしろとテソを脅す。テソはプドゥクプルの提案で、かつてヘモスを陥れるのに使ったわなをチュモンにも使おうと計画する。 テソの計略を知ったクムワは監禁されていたイェソヤを助け出し、チュモンの元へ送ろうとするが、イェソヤはテソに捕らえられてしまう。わなとは知らないチュモンは、流民たちが漢へ奴隷として送られるという噂をうのみにし、タムル軍を出陣させる。それを聞いたヨミウルはテソの計略だと見抜き、モパルモとムソンに急いでチュモンを追わせる。
第50話
朱蒙 第50話 サヨンはソソノから託されたプヨ宮殿への秘密通路が記された地図をチュモンに渡し、チュモンたちはその通路を使い、ユファとイェソヤを救出しようと計画を練る。ユファは危篤状態が続き、イェソヤが懸命に看病しクムワも寝所を訪れる。同じ頃、ソソノはプヨ宮殿を訪れ、テソにケルの商いの許可を願い出る。ソソノがテソと会談している間、同行したサヨンはユファとイェソヤがそれぞれの寝所で監禁されていることを知る。 チュモンたちは宮殿に忍び込むが、チュモンがプヨに潜入していることを知ったテソは警備を強化し、ふたりの自室の周囲の厳重な警備に手も足も出ない。一計を案じたチュモンは神殿へ忍び込み、マウリョンを脅してイェソヤを神殿へ呼び出す。チュモンとイェソヤは感動の再会を果たすが、イェソヤはチュモンにユファが重病であることを知らせ、チュモンはふたりを救い出すことを断念し、思いを残しつつも砦に戻る。ソソノも商団を率いてケルの本営に戻るが、ヨンチェリョンの仕打ちはむごく、ソソノは再び旅に出る決意を固める。 一方、ヨミウルはチュモンにヤンジョンを始末する絶好の機会だと告げ、彼が巡視にくるチャンチョン谷の部族を攻めるよう助言する。くしくもチャンチョン谷の部族は、ヨンタバルが兵士を借り受ける約束を取り付けた相手の部族であった。チュモンはヨミウルの助言に従い、タムル軍を率いて砦を出発する。
第40話
朱蒙 第40話 ピリュの君長ソンヤンに拉致されたモパルモがプヨへ引き渡されることになり、ケルに滞在中にその情報をつかんだチュモンとオイたちは、護送途中に奇襲してモパルモを救出する作戦を立てる。しかし、4人だけでピリュ軍勢に立ち向かうことはとても難しく、チュモンはヨンタバルに兵の動員を要請し承諾を得る。チュモンはソソノに再会するが、すれ違ってしまった運命は今さらどうすることもできず、ふたりは心の中で悲しみながらも潔く決別する。 ピリュからプヨへの護送ルートはふたつあり、ヤンタクからの情報を信じたチュモンたちは山で護送の一団を待ち伏せるが、彼らは一向に現れない。ソンヤンと陰で通じているヤンタクが偽りの情報を教えていたのだ。チュモンたちはもう一方のルートへ向かうが、モパルモはプヨへ引き渡されてしまう。鋼鉄剣についてモパルモを厳しく問い詰めるテソは打つ手に窮し、チュモンに鋼鉄剣を作るようモパルモを説得しろと命令する。チュモンは苦悩に満ちた表情でモパルモに剣を作るよう命じ、モパルモはすっかりテソに屈してしまったかのように見えるチュモンに戸惑いながらも、彼を信じる一心で鋼鉄剣を作り上げる。 チュモンが大業を成すため、ユファはイェソヤを連れ合いにどうかとクムワに相談し、クムワもこれに賛成する。一方、漢の皇室はプヨに先の戦の責任を問うため、王子クラスの貴人を人質として長安へ送るよう要求する。人質を送ることは漢の属国になることだと家臣たちは猛反対するが、テソはチュモンを呼び出し、長安へ行ってほしいと告げる。
第43話
朱蒙 第43話 チュモンの婚礼の招待を受けたソソノは妻を気遣うウテの言葉を退け、自ら出席することを決めるが、首長たちを招いて華やかに行われた式で新郎新婦を複雑な思いで見守る。一方、チュモンはクムワからヘモスの遺体が鳥葬された場所を教えられるが、クムワの臣下ソンジュの告白で、テソによってヘモスの首がヤンジョンに差し出された事実を知り、ますますテソへの憎しみを深める。 テソはヤンジョンから、プヨに流入した古朝鮮の流民たちを捕らえて奴隷として漢に差し出せと命じられ、その仕事をチュモンに任せることにする。民の不満の矛先が自分ではなくチュモンに向けられたことに安堵したテソは、それと同時に、命令に従って大々的な流民狩りを行うチュモンの姿に信頼を深める。オイたちはそんなチュモンに絶望してプヨ宮殿を去り、ヒョッポはケルのサヨンの元へ向かう。しかし、賭博に溺れるオイとマリの前にチュモンが現れ、集めた流民を漢には渡さず別の場所へ連れていき、ヘモスの遺志を継いでタムル軍を結成するという驚きの事実をふたりに打ち明ける。オイたちは喜び、ケルに滞在するヒョッポを呼び戻す。 チュモンは自分が去った後の母ユファの身を案じ、ついてくるように伝えるが、ユファは孤独な病身のクムワを置いては行けないと抵抗する。チュモンの相談を受けたクムワもプヨを出ろとユファを諭すが、ユファは頑としてクムワのそばを離れないと言う。その後、ついにすべての準備が整い、チュモンはテソに流民護送の任務を任せてほしいと申し出る。
第15話
朱蒙 第15話 テソが漢との塩の交易再開という大手柄を立てたことで、ソソノたちはチュモンに対して歯がゆい気持ちを募らせるが、チュモンは漢の顔色を伺うことなく自由に塩を調達できてこそプヨの問題は解決すると先を読んでいた。そして、漢と対等に渡り合うためには強い鉄器の開発が必須だと考えるチュモンは、モパルモとともに炒鋼(チョガン)法の解明に全力を注ぐことにする。 一方、ヨミウルからタムル弓について問いつめられたヨンポは、タムル弓が折れていた事実を聞かされて驚き、洗いざらい白状する。それを聞いたヨミウルは、愛弟子で神通力に優れたピョリハを使い、タムル弓を折ったのがチュモンであることを密かに突き止める。さらにヨンポは伯父の宮廷使者ポルゲとともに鉄器工場から武器を持ち出したことをテソに知られ、窮地に立たされる。テソは激怒するが、保身のために、生き証人であるモパルモの口を封じようと画策する。 チュモンに励まされ、さらにヨンタバルに乗せられたモパルモは、ついに会心の一刀を完成させる。モパルモはチュモンにその剣を見せようと夜道を急ぐ途中、テソの手下たちに襲われるが、チュモンが送り込んでおいた用心棒ムソンのおかげで難を逃れる。チュモンはテソとヨンポのもとを訪れ、モパルモを殺したら想像以上の罪が下されるだろうと告げる。そんなある日、チュモンは母ユファからコサンという国には一面塩で覆われた山があるという話を聞き、興味を抱く。
第42話
朱蒙 第42話 プヨ宮殿に帰ったテソはトチとハンダンを斬り殺し、ヨンポをも殺そうとするが、王妃が止めに入ったため投獄するに留める。テソはどうしてもヨンポを許す気持ちにはなれなかったが、チュモンはヨンポを許すよう進言する。ソソノはチュモンがケルのためにテソを助けたことを知って涙を流すが、そんなとき、ウテからヨンチェリョンとピリュの君長ソンヤンが手を結んでいるらしいという報告を受ける。ソソノはヨンチェリョンがソンヤンへ送った書信を証拠に、今度ソンヤンと通じたら許さないと忠告する。その後ソソノは倒れるが、ヨミウルが診察したところ懐妊したことが分かる。 その頃、プヨ宮殿にはチュモンを漢の長安まで連れて行くため、ヒョント城から使者が到着し、オイたちはチュモンに同行を願い出る。ユファはチュモンに漢へ行く前にイェソヤと結婚するよう告げるが、イェソヤを諦めきれないソルタクがイェソヤを拉致するという暴挙に出る。オイたちを率いて無事イェソヤを救い出したチュモンは、イェソヤに求婚する。 一方、息子たちの骨肉争いをやめさせたいというクムワの想いを知ったプドゥクプルは、チュモンの代わりにヨンポを人質として漢に送ることを王妃に進言し、テソは王妃からの提案を受け入れる。テソのチュモンに対する信頼は大きなものになり、プヨ軍の指揮をチュモンに任せると告げる。
第71話
朱蒙 第71話 チュモンとタムル軍はヒョント城を占拠し、ヒョッポとチェサに後を任せたチュモンたちは再び前線へ戻り敵陣を偵察する。プドゥクプルからヒョント軍の危機を知らされたクムワは、チュモンの勝利は天の定めだとして援軍の派遣はしない決定を下す。 チュモンが送った降伏を促す書信に挑発されたヤンジョンとテソは、チュモンの思惑通りチョルボン本軍へ攻撃を仕掛け、二度にわたってチュモンたちをチョニョプ谷の待ち伏せ地点におびき出そうとする。しかし、そのことをあらかじめ予測していたチョルボン軍は誘導作戦に引っかからない。チョルボン軍の周到さと驚異的な鉄のよろいに圧倒され歯ぎしりするヤンジョンとテソの元へ、遼東城が周辺部族の攻撃を受けたため、ヒョント本陣へ向かっていた援軍が途中で引き返してしまったという報せが届く。 万策尽きたヒョント本軍は、敵に背後を突かれぬよう待ち伏せ地点に伏兵を残して退却を開始し、このときとばかりにチュモン率いる先発隊はチョニョプ谷の伏兵を攻撃する。すっかり緊張がゆるんだ伏兵隊は奇襲を受けてあっけなく全滅、チュモンたちはそのままヒョント本軍を追撃する。チョルボン軍の総攻撃によりヒョント軍は壊滅し、テソは命からがら敗走するがヤンジョンは捕らえられチュモンの手にかかって絶命する。
第73話
朱蒙 第73話 ヒョント郡を打倒して古来の領土を回復したチュモンたちは、ようやく高句麗(コグリョ)建国の準備を整える。しかし、すでに建国後の王座をめぐり、タムル軍勢力と君長連合やサヨンをはじめとするチョルボン勢力が対立し始めていた。一方、妻ヤンソルランのクムワ毒殺計画を知ったテソは激怒し、ヤンソルランの目の前で共謀者の医官を成敗したのち、この次は許さないと脅す。王妃の命でプヨを去ったヨンポは、テマジンの勧めで漢の長安向かい、そこで再会したファン大人とともにチュモンへの復しゅうに燃える。 両勢力の対立を知ったチュモンは、建国前から内輪もめはやめろと一喝するが、タムル軍とチョルボンの対立は収まらない。見かねたヨンタバルは、いっそのことチュモンとソソノが結婚すればよいとマリたちに示唆する。当初は結婚の話など一笑に付していたチュモンだが、マリの依頼を受けてやってきたモパルモが人情に訴えてチュモンを説得し、ソソノも父ヨンタバルの説得で結婚を受け入れる。 その後、チュモンとソソノは高句麗宮殿で豪華な婚礼を行い、高句麗の建国を華々しく宣言する。ふたりの婚礼を見守る大群衆のなかにいたイェソヤは、夫であるチュモンとソソノを見て悲嘆にくれ、ユリとともに姿を消す。
第55話
朱蒙 第55話 プヨの監獄に捕らわれたチュモンたちは、しばらく様子を見てから脱出計画を実行へ移すことを決める。その頃、ヨンチェリョンはケルの本営に戻ったソソノたち一行を叱責し、実兄であるヨンタバルを監禁するという暴挙に出る。行動の自由を奪われたソソノだったが、サヨンに新しい国の宮殿建設を続行するように指示する。 プヨ宮殿では、チュモンを漢に引き渡せば漢にいい印象を与えられると思い付いたヨンポが家臣たちに根回しをするが、そのことでクムワを激怒させてしまう。一方、プドゥクプルは拉致したヨミウルにチュモンを説得しタムル軍を解散させるようよう告げるが、話を聞き入れないヨミウルを殺害する。そして、プヨのためにチュモンの命も奪おうとするが、クムワはチュモンを逃がし、テソを東門(トンムン)国境警備隊の総官に任じる。 ポンゲ山のタムル軍の砦に戻ったチュモンは、モパルモやソリョンたちにヨミウルの死を伝える。チュモンは父ヘモスとヨミウルの遺志を必ず継ぐと誓い、新しい国の建設にまい進し漢とプヨの支配下にある国や部族を統合していく。
第62話
無料
朱蒙 第62話 チュモンは単身ソンヤンの陣営へと乗り込み、ピリュとタムル軍で力を合わせて統一チョルボンを建国しようと説得する。チュモンの率直さと熱情に打たれたソンヤンは、チュモンの傘下に入ることを決意し、戦いで血を流すことなく統一チョルボンが誕生する。 この知らせを聞いたプヨ宮殿には動揺が広がり、驚いたクムワはチュモンの存在を認めるよう訴えるユファに、プヨは狙われるだろうと話す。チュモンはタムル軍とチョルボンが同士となり強大な新しい国を作り上げることを宣言し、ヨンタバルとソソノは莫大な財産を費やして建設した新しい国の宮殿へチュモンたちを案内する。 ヤンソルランは漢から援助を得ることをテソに提案し、プヨ宮殿を訪れたヤンジョンは、プヨと漢が手を結んでチョルボンに対抗する以外にプヨが生き延びる道はないとクムワに迫る。一方、テソからチュモンの暗殺を命ぜられたプブンノはケルへ向かい、流民を装って本営に入り込み、武芸の腕を認められ本営守備隊の副将に任命される。
第24話
朱蒙 第24話 自分の実の父がヘモスだと知ったチュモンは、オイたちを連れてプヨを去り、それを聞いたユファとクムワはショックを受ける。大臣たちはチュモンが皇太子の競い合いから降りた今、これ以上競い合いを続ける意味はないと考え、テソを皇太子に決定するようクムワに進言するが、クムワはさらに競い合いを続けてふたりの王子の能力を見たいと言う。そして、ヨミウルが神殿を出て行ったプヨの各地では、異変が起こり始める。 テソはソソノを呼び出し、自分とチュモンのどちらが王にふさわしいか尋ね、賢明な選択をするのを待つと告げる。さらに、鉄製武器を作る技術を知れば確実に皇太子の座を手に入れられると考えたテソは、ヒョント城の太守ヤンジョンの元を訪れ、皇太子になったらヤンソルランを妃として迎えると伝える。一方、父ヘモスのことをもっと知りたいと考えたチュモンは、同じくタムル軍の戦士だった父を持つヒョッポに頼み、ヒョッポの父の友人を訪ねる。そして、老人の話を聞いたチュモンは流民の姿を直接自分の目で見たいと考え、ヒョント郡との境へ向かう。 その後、チュモンたちは漢からの追っ手と勘違いされて流民たちから襲われるが、ヒョッポが老人からもらった亡父のタムル軍の認識票のおかげで誤解は解け、チュモンは彼らが無事にヒョントを脱出できるよう協力する。しかし、チュモンたちと別れた流民たちは鉄騎軍に襲われ、彼らを助けようとチュモンは鉄騎軍に矢を射掛けるが、その矢は彼らのよろいに跳ね返されてしまう。
第39話
朱蒙 第39話 プヨ宮殿に忍び込んだチュモンは、最愛の母ユファに再会する。ユファは泣いて喜びながらも、テソの陰謀にはくれぐれも用心しろと息子を諭し、テソの命令で宮殿を捜索にきたナロを毅然と追い返す。ユファからチュモンが生きていてテソに命を狙われていると聞いて驚いたクムワは重臣会議を招集し、その場にチュモンを呼び出してテソや家臣ら全員の前で温かく迎え入れる。そして、クムワの忠告を受け入れたチュモンは、まるで別人のごとく素直にテソに服従する。 一方、ケルではヨンタバルがソソノに君長の座を譲り、引退すると宣言する。ケルの将来を憂慮したヨンチェリョンは密かにヤンタクと共謀し、ピリュの君長ソンヤンを訪ね、服従するから自分の息子チャンスをケルの君長にしてくれと哀願する。これに力を得たソンヤンは他の君長3名を味方につけ、チョルボン君長会議でヨンタバルから大君長の座を奪い取る。ソソノはそのショックとチュモンが生きていると聞かされた衝撃で寝ついてしまい、ソンヤンはヨンチェリョンからモパルモの鋼鉄剣を受け取ってその素晴らしさを知り、モパルモを鉄器工場から拉致する。 チュモンはユファに命の恩人であるイェソヤを紹介し、ユファはチュモンにソソノと結ばれてほしかったが忘れなさいと告げる。その後、チュモンはケルの本営へ帰還の挨拶に訪れ、その姿を目にしたソソノはショックのあまり口もきかずに逃げ去る。ヨミウルはチュモンの体調を心配し、さらに、プヨから離れテソがいない外の世界で大業を成し遂げるべきだと忠告する。
第49話
朱蒙 第49話 オイたちはモパルモとムソンに相談し、チュモンを呼び出す人質として捕らわれたユファとイェソヤを救出するために独断でプヨに向かう。一方、宮殿ではクムワやユファに対して毅然とした態度を取りかねるテソに業を煮やしたヤンソルランが、ヒョント城の父ヤンジョンへ使者を送る。その使者を偶然捕らえたチュモンは、プヨ宮殿で起きていることを初めて知って驚き、自ら救出作戦を指揮するためプヨへ急ぐ。サヨンからプヨの騒ぎを聞いたソソノは、何とかチュモンの力になりたいと策を練る。 牢獄内のユファはチュモンが母と妻を助けるためにプヨに現れることだけは阻止せねばと一計を案じ、医官長を懐柔して一時だけ仮死状態になる薬をムドクに飲ませ、死体として宮殿の外に出す。息を吹き返したムドクはユファからの書簡をチュモンに渡すべく国境へ向かい、家族の情より新国家建設の使命を重んじよと厳命する母の書簡を受け取ったチュモンは、ユファとイェソヤの救出作戦を断念する。 宮殿では刻限までにチュモンが現れなかったためユファとイェソヤが処刑されかけるが、テソはヤンソルランの煽りにもかかわらず、どうしてもふたりを手にかけることができない。一旦寝所に戻されたユファは、心労がたたってとうとう倒れてしまう。一方、母と妻の運命を思い山中でひとり涙に暮れるチュモンの前にサヨンが現れ、チュモンはソソノからのことづけ物を受け取る。包みの中には、ヨンタバル商団がかつて情報収集したプヨ宮殿の隠し通路の図面が入っていた。
第63話
朱蒙 第63話 プヨと漢が同盟を結びチョルボンとの交易封鎖令を諸国に発したことにより、チョルボンは食料不足であるにもかかわらず、穀物の入手経路を完全に断たれてしまう。ソンヤンたちが不満を募らせるなか、チュモンはコサン国のペマンに連絡を取り塩の調達を試みるが、プヨと漢の連合軍の待ち伏せに遭い失敗に終わる。 そんなある晩、テソに仕えるプブンノがチュモン暗殺を決行すべく寝込みを襲うが、気づかれてすぐさま捕らえられる。プブンノはチュモンを知るうちに心から敬意を抱くようになったものの、家族が人質として宮殿に囚われているためテソの命令に従うしかなかったことを語る。その言葉に真実を見たチュモンはプブンノを解放し、「プヨへ戻って私を殺したと報告するがいい。テソ王子はほどなくして信じる」というチュモンの言葉にプブンノは感謝する。 チョルボンが食糧を得るには遠方ではあるが季候がよく農作物の豊かな南に活路を求めるしかないとの結論に達したチュモンは、オクチョの先にあるユウロウという土地に潜伏する海賊たちの船と航海術を利用して食糧を運ぶことを提案する。危険な賭けではあるがソソノたちも納得し、ある夜、一行は密かに出発する。プブンノの報告でチュモンの死を確信したテソは、この機にチョルボンを占領することをクムワに進言し、ユファとイェソヤは王妃からチュモンの死を知らされて激しく動揺する。その頃、チュモンたちはオクチョの国境検問所を突破しようとしていた。
第9話
朱蒙 第9話 監獄で出会ったヘモスの武道の腕前に驚いたチュモンは、彼を師と仰ごうと決意する。そこへテソとヨンポが兵士たちを率いて襲撃をかけ、監獄の番人や罪人たちを次々と殺害してチュモンに迫るが、ヘモスの尋常ではない強さがこの危機を救う。ふたりは山中へと逃れるが、ヘモスは脇腹にテソの刃を受け、襲撃したテソも肩に深い傷を負った。その後、一足違いで監獄を訪れたクムワは現場の惨状に驚くものの、証拠がもみ消されたあとだったため、それがテソたちの仕業とは気付かない。しかし、テソの治療に当たったヨミウルは、狩で獣に襲われたと言うテソの傷が剣によるものであることを見抜き、プドゥクプルとともにヨンポを問いただして監獄襲撃の事実を知る。 チュモンとヘモスは平原の小屋に身を隠し、マリたちの助けとトチの根城からこっそり抜け出して治療に通ってくれるプヨンのおかげで、ヘモスの傷は次第に癒えていく。そんななか、ウテの調べでチュモンの居場所を知ったソソノがふたりの小屋を訪れる。命を救われた恩を感じているソソノは、身を保護するから商団へ入らないかとチュモンを誘うが、チュモンは今の状況では難しいと言ってそれを辞退する。 その後ヘモスの傷は治り、野原に腰を下ろしてチュモンと何気ない会話ができるまでに回復した。ところが、ヘモスは母を危険から守れそうにないと話すチュモンが盟友クムワの三男であることを知って顔色を変える。
第65話
朱蒙 第65話 チュモンは無事にケルへ戻り、タムル軍は驚喜しソンヤンは安堵する。ソンヤンたちはチュモンが不在の間、不安に駆られてテソ側に寝返っていたが、チュモンはソンヤンに敵を油断させるためそのままテソに従うふりを続けるよう指示する。一方、プヨ軍には漢からの兵糧と軍需物資が届き攻撃準備が完了する。チュモンの死によってタムル軍の士気が低下していると信じ込んでいるテソは、わずか二百名の先鋒部隊を自ら率いてケルに攻め込むことを決める。 別働隊としてチョルボンへの潜入を命じられたプブンノは、チュモンにテソの計画を報告する。それを聞いたチュモンは、アクプ嶺にいる先鋒部隊をピリュ川上流の草地へとおびき出し、火攻めの奇襲作戦を行うことを決める。そうとは知らずチュモンの作戦通り草地に現れたテソは、あっという間に火にまかれ敵側で剣を振るうプブンノの姿を見て初めてわなにはまったことに気づく。テソは屈辱的な敗退を喫してプヨ宮殿に戻り、再度の出陣をクムワに懇願するがクムワはこれを制止する。 プヨ軍の攻撃は退けたもののチョルボンの窮状に変わりはなく、ソソノからの連絡もない状況が続く。ピリュとクァンナには疫病が広まって死者が続出し、この悲惨な現状を視察して将来を悲観するチュモンは、天の救いを求めて冷たい雨に打たれ何日も祭儀を続ける。
第32話
朱蒙 第32話 チュモンはソソノたちを救い出し、無事にプヨ宮殿へ戻った。ソソノの救出を王妃やヨンポたちに反対されたテソは、王妃にその理由を尋ねると、王妃は「ソソノはお前を滅ぼす女だ」と言い放つ。その後、チュモンはテソがヒョント城の太守ヤンジョンと内通していたことを暴き、テソに「今までのことは罪に問わないが、今度このようなことをしたら、プヨの王子ではなく内通者として兄上を処罰する」と釘を刺す。 チュモンたちの任務が成功し、ナンナン軍からの補給が絶たれたヤンジョンたちの軍は、長期戦に持ち込まれては不利なため、プヨ軍を挑発する。しかし、チュモンは挑発には乗らないよう忠告し、まずは守りを固め、時機を見計らって敵を倒すべきだと述べる。 その後、プヨ陣営のチュモンの元に、漢が支配するリョウトウ軍がセイナンイ軍に勝利を収めたという一報が入った。リョウトウ軍が援軍に駆けつけるとプヨ軍は圧倒的に不利になってしまうため、チュモンは何とかして短期決戦で勝利を得る方法はないかと考える。そして思いついたのが、昔ヘモス率いるタムル軍も使用していたという、ソタンという名の消し炭を使った作戦だった。サヨンは凧を使った作戦を提案し、チュモン率いるプヨ軍は奇襲攻撃を敵陣に仕掛ける。
第61話
無料
朱蒙 第61話 プヨ宮殿を脱出したユファとイェソヤはやっとの思いでチョルボンとの国境にたどり着き、チョン大人の手助けで商団に紛れ込む。しかし、あと一息で国境を越えられるというところで捜索隊に発見され、宮殿に連れ戻されてしまう。クムワはユファの裏切りを激しく責め、チョン大人はチュモンとの関係を疑われて拷問を受ける。プヨの同行を探っていたムッコから一部始終の報告を受けたチュモンは、母と妻子の受難に打ちひしがれる。 クムワはプヨに見切りをつけた民たちが国境を突破してチュモンとタムル軍のいるケルを目指していることを知り、チュモンへの嫉妬で次第に心の平静を失っていく。 押し寄せる流民を受け入れたケルは食糧事情が悪化するが、チュモンはソソノの反対を押し切って軍糧米を流民に与え、その代わり戦をせずに済む方法を模索するといってチョルボンのクァンナとファンナの君長に接近する。チュモンが説得によってクァンナとファンナを従えたと知ったソンヤンは、漢から援軍をよこしてくれとヤンジョンに懇願するが、ヤンジョンは要請を拒絶する。もはやこれまでと悟ったソンヤンは、チュモンと話し合いたいと申し出る。
第33話
朱蒙 第33話 プヨ軍はサヨンが発案した凧を使った作戦で漢軍を慌てさせ、さらに兵の奮闘によって見事にヤンジョンが率いる漢軍を敗走させる。しかし、チュモンはチンボンの太守を仕留めたものの、イムドゥンの太守は逃走。流民の少年チョンドンの戦死を看取ったチュモンは怒りを抑えられず、復しゅうに燃える流民軍を率いて本隊を離れ、イムドゥンの太守を追撃する。一方、クムワは自ら先陣に立って活躍するが、胸に敵兵からの矢を受けて重傷を負い、危篤状態に陥る。 チュモンが太守を追って出たことをテソから密かに知らされたヤンジョンは、チュモンが率いる流民軍を潰せと鉄騎軍に命じ、さらに密偵の情報でクムワの負傷を察し、敗走を中止して再び攻撃に転じる。鉄騎軍の奇襲を受けた流民軍は壊滅し、チュモンは行方不明になってしまう。ソソノはウテからチュモンのことを聞かされ、オイたちとともにチュモンを捜しに向かうが、取り乱して倒れてしまう。 テソはヤンジョンと会合を持ち、どちらにとっても危険の多い戦をここでやめようと提案する。オイたちは敵討ちをさせてほしいとテソに懇願するが一蹴され、いずれプヨの王になって娘ヤンソルランを王妃に迎えるとヤンジョンに約束したテソは、プヨ全軍を率いて本国へ引き上げる。ユファは帰還した軍にチュモンの姿がなく、さらにクムワが瀕死であることを聞いて動揺する。一方、息子たちの凱旋を出迎えた王妃は、いまやテソが事実上の権力者となったことに喜びを隠せない。テソはそんな母に、長年の恨みを晴らすと約束する。
第59話
無料
朱蒙 第59話 テソに仕えるプブンノはチュモンの首を取ろうとタムル軍の野営地に潜入するが、真の忠義心によって大将であるチュモンのもと固く結ばれた、タムル軍の揺るぎない結束力を目の当たりにする。プヨ宮殿ではユファがクムワにユリが毒殺されかけたことを伝え、イェソヤとユリをチュモンのところへ送ってほしいと再び懇願する。しかし、クムワはプヨを滅ぼす元凶であるチュモンの妻子をプヨ宮殿から出すわけにはいかないと言い放ち、ユファは心の中で決別を決意する。 そんななか、チョン大人はプヨ宮殿を訪れ、ヨンポに金品を渡して古朝鮮の記録を入手することに成功し、さらにチュモンから託された書簡をユファに届ける。大業成就を誓うチュモンの書簡を読んだユファは、宮殿を去ろうという決意をさらに固める。一方、プヨ宮殿に戻ったプブンノから、チュモンがタムル軍を率いてポンゲ山を下りたことを聞かされたテソは、今こそタムル軍の本拠地を一掃する好機だとクムワに進言し、許可を得て討伐軍を率いポンゲ山へ出発する。 ソソノが率いる別働隊はソンヤンを倒すため彼の陣営へ忍び込み、予定通り軍需物資を灰にするが、その後の乱戦でソソノは深手を負いソンヤン暗殺は失敗してしまう。追っ手を逃れて陣営内の倉庫へ逃げ込んだものの、ソソノは出血多量で瀕死の状態に陥る。タムル軍を野営地に待機させケルの本営へ出向いたチュモンは、ソソノがすでに敵陣に潜入したことを知り、オイたちを連れて加勢に向かう。