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第21話 絶望に抗う賭け
Re:ゼロから始める異世界生活 第21話 絶望に抗う賭け 目の前で起きた出来事に言葉を失うスバルとレム。犠牲を払いながらも少しずつ追い詰めていたはずのように見えた白鯨の戦いは想像を超える事態へと発展する。もう打つ手なしと思わせるに十分なその光景に一人、また一人と手に持っていた武器を取り落とす討伐隊の面々。全てが絶望に包まれかけたそのとき、スバルの声が響く。このぐらいの絶望で俺が止まると思うなよと、スバルはパトラッシュを走らせ、白鯨に果敢に立ち向かう。
第22話 怠惰一閃
Re:ゼロから始める異世界生活 第22話 怠惰一閃 白鯨との戦いが終わり、街道の封鎖を担当していた傭兵団の半分が討伐隊の元に戻ってくる。合流した傭兵団の先頭に立つユリウスに対して複雑な心境のスバル。しかし魔女教との戦いを前にこれほど頼りになる味方はいない。白鯨の討伐に感謝を述べるユリウスの真摯な姿を見て、スバルもまたこれまでの振る舞いを詫びる。そしてスバルたちはこちらの動きが割れる前に、魔女教が潜むメイザース領の森へと向かうのだが……。
第23話 悪辣なる怠惰
Re:ゼロから始める異世界生活 第23話 悪辣なる怠惰 エミリアたちやアーラム村の人々を避難させるべく、ロズワールの屋敷へと向かうスバルたち討伐隊。しかしふと気が付くとスバルを残して討伐隊の面々が消失してしまう。いったい何が起きたのか理解することのできないスバル。辺りを見回し、道端に不自然に咲く青い花を見つけたスバルは、その花に手を伸ばす。すると花の根本が抉れ、うねるように伸びた蔦がスバルの体に絡みつき、ギリギリと締め付け始める。
第24話 自称騎士と最優の騎士
Re:ゼロから始める異世界生活 第24話 自称騎士と最優の騎士 アーラム村の人々に危険が迫っていると伝え、安全な場所まで避難するように呼びかけるエミリアだったが、その訴えは聞き入れられることなく一夜が明けてしまう。村人たちに信じてもらえなかったことを思い悩むエミリアの元にクルシュの名代としてヴィルヘルムが訪ねてくる。ヴィルヘルムはエミリアに対して、辺境伯から王選における一時的な同盟を持ちかけられていることを説明し、村人たちを避難させる手筈が整っていることを伝える。
第25話 ただそれだけの物語
Re:ゼロから始める異世界生活 第25話 ただそれだけの物語 スバルが目となり、ユリウスが剣となり、お互いの持てる力を合わせることでペテルギウスの見えざる手に立ち向かうスバルとユリウス。しかし攻撃の手を緩めることなく、次々と見えざる手を繰り出すペテルギウス対し、二人は防戦一方となってしまう。全身傷だらけになりながらも、徐々に攻撃への反応速度を上げていくユリウスは、スバルと連携し、あと一歩のところまでペテルギウスを追い詰めることに成功するのだが……。
#2 はんぱない兄貴/大変な仕事も笑顔でこなすスズちゃんはエライなあ(轟談)/児童会役員共
生徒会役員共 番外編 #2 はんぱない兄貴/大変な仕事も笑顔でこなすスズちゃんはエライなあ(轟談)/児童会役員共 「はんぱない兄貴」 新入生が増えたことで活気付く学園内。コトミは、タカトシの周囲に女性が多いことに気付き、こっそり兄をつけまわす。一方、夏を前に、生徒会室の掃除を始めるシノ達。当然、何事もなく終わるわけはなかった。 「大変な仕事も笑顔でこなすスズちゃんはエライなあ(轟談)」 水泳大会開催に向けてプールの清掃をする生徒会メンバー。本番では、チーム分け用の帽子が足りないハプニングが発生!そこでシノが取った解決策とは……。 「児童会役員共」 教育実習生として小学校に赴任してきた小山は、児童会会長のシノと出会う。小山は、シノのエロボケをどうやって切り抜けるのか。生徒会メンバーの幼少期にも注目!
#4 わんこ/津田家の事情/ストレートだと毛が乳首にこすれて気持ちいいですよね
生徒会役員共 番外編 #4 わんこ/津田家の事情/ストレートだと毛が乳首にこすれて気持ちいいですよね 「わんこ」 夏休みも残り1週間。授業はなくても部活動で賑わう学校内で、もちろん生徒会も仕事中。横島が差し入れてくれたケーキに舌鼓を打ちながら談笑をしていると、学校内に思わぬ闖入者が。 「津田家の事情」 タカトシの家に遊びに来たシノ達は、彼の両親が出張中と聞いて家の大掃除を買って出る。台風が近づいているからと、アリアの車で帰宅することになったシノ達。しかし、車は運悪く(?)車検にだされていたのだ。 「ストレートだと毛が乳首にこすれて気持ちいいですよね」 アリアの家で花火大会が開催される。一足先に到着した生徒会メンバーは、七条家の取材に来た新聞部のランコと行動を共にする。夜の花火大会では、アリアに招待された学校の皆が集まって……。
#5 花より大切なもの/桜才七不思議/柄
生徒会役員共 番外編 #5 花より大切なもの/桜才七不思議/柄 「花より大切なもの」 花見にやってきた生徒会役員共は、出島の用意してくれた数々の料理に花より団子状態。そんな中、風船を飛ばしてしまって泣いている少女を見かけたスズは、とある行動にでる。 「桜才七不思議」 桜才学園の七不思議を調べるというランコに、面白半分で同行するシノ達。噂を一つ一つ調べていくが、なにも起る気配はなく、調査は失敗かと思われた。しかし、最後の一つの調査で、柔道部の道場に寝ていたタカトシに迫る影が……。 「柄」 構内に設置された投稿箱があまりに機能していないことを嘆くシノ。そこでタカトシは、学食に希望する新メニューのアンケートを提案する。子供じみた提案にシノは不安だったが、実際には大量の票が集まり……。
#6 お約束じゃ済まさないぜ/夜の学園/兄バカ文化祭
生徒会役員共 番外編 #6 お約束じゃ済まさないぜ/夜の学園/兄バカ文化祭 「お約束じゃ済まさないぜ」 二学期が始まった桜才学園。まだまだ残暑も残っているが、衣替えも無事完了のご様子で、生徒会役員共のハイテンションな日常が戻ってくる。ミニコーナー・スルメとタカトシも収録。 「夜の学園」 今年も桜才祭のシーズンがやってきた。生徒会役員共は、文化祭の準備に追われる多忙な日々を過ごしていた。各クラス、部活が最後の追い込みに入る前夜にシノ達は、つかの間の休息を楽しんでいるが……。 「兄バカ文化祭」 いよいよ始まった桜才祭。生徒会の仕事の他に、自分のクラスの催し物や英陵高校の生徒会長・魚見の登場で、大忙しの生徒会役員共。そんな中、シノ達は畑の計らいでミスコンに参加することになってしまい……。
#7 萩村スズの1日/乗り物談義/やきもきチョコ
生徒会役員共 番外編 #7 萩村スズの1日/乗り物談義/やきもきチョコ 「萩村スズの1日」 タカトシが風邪をひいたことにより、生徒会のツッコミ役を任されてしまうスズ。タカトシ不在の中、いつもと変わらぬ生徒会役員共の下ネタボケにスズは振り回されてしまう。彼女は無事にツッコミ役を勤め上げることができるだろうか。 「乗り物談義」 肌寒さが感じられる桜才学園。放課後の見回りを行う生徒会役員共だが、いつも通りにあらぬ方向へ妄想を働かせてしまう。そんなこんなですっかり夜も更け、アリアの車で送ってもらうことになったのだが…。 「やきもきチョコ」 桜才学園にも毎年恒例のバレンタインの季節がやってきた。生徒会役員共から義理(?)チョコを受け取るタカトシ。それぞれの渡し方に困惑するもののやっぱり嬉しいようだが、コトミはどうやら不満そうな様子で…。
#8 メイド教室とまさかの気持ち/女子高生家庭教師 天草シノ/未来の穴
生徒会役員共 番外編 #8 メイド教室とまさかの気持ち/女子高生家庭教師 天草シノ/未来の穴 「メイド教室とまさかの気持ち」 アリアに突然お見合いの話が持ち上がる。何とか断ろうと、アリアはタカトシに協力を頼む。演技とはいえ、仲のいい雰囲気のアリアとタカトシを見ていたシノとスズは……。4話に渡ったミニエピソード「スルメとタカトシ」も最終回! 「女子高生家庭教師 天草シノ」 期末テストが近くなり、勉強が苦手なタカトシはシノに教えてもらうことに。さらに、クラスの平均点トップを目指そうと、闘志を燃やすスズが、ムツミやネネも誘い、大人数での勉強会が始まったのだった。 「未来の穴」 冬も深まり、もうすぐ年越し。そんな時、温泉を掘り当てたというアリアに誘われて、七条家のホテルに泊まることになった一同。天然の温泉に女性陣は喜び、裸の付き合いを堪能するが、空には彼女らを狙う飛行物体が……。
#1 (第1話) 撲殺天使だよ!ドクロちゃん!/(第2話) 未来からの刺客だよ! ドクロちゃん!
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撲殺天使ドクロちゃん #1 (第1話) 撲殺天使だよ!ドクロちゃん!/(第2話) 未来からの刺客だよ! ドクロちゃん! 第1話 いたって平凡な中学二年生の少年・草壁桜(くさかべ さくら)のもとに、一人の天使がやってきました。彼女の名前は「撲殺天使ドクロちゃん」!? ドクロちゃんは桜くんが大好きなあまり、ことあるたびにその手にもつ、棘付きバット「エスカリボルグ」で撲殺して……。 ──これは桜くんとドクロちゃんの愛と希望と流血のハートウォーミングストーリーです。 第2話 桜くんが通う学校『聖ゲルニカ学園』にまでついてきちゃったドクロちゃん。彼女の外見(だけ)はとっても可愛いので、クラスの人気者になります。なんとも複雑な気分の桜くん。そんな彼のもとに、もうひとりの天使・サバトちゃんがやってきて……! ──誉れ高き貧乏天使、サバトちゃん登場です。
第9話 恋と欲望のプールサイド
灼眼のシャナ 第9話 恋と欲望のプールサイド シャナはそれが初めてだった。 「お風呂みたいに気持ちいいのかな?」。 太陽が容赦なく照りつける日、クラスメイトの池が持ってきた「御崎ウォーターランド」の招待券。 オープンしたばかりの話題の巨大屋内プールに、誰も喜んだ。だから、その場で日曜日に一緒に行こうと盛り上がった。 それは悠二も同じだった。 だが、そこには戦いが待っていた。 シャナがココで悠二と一緒にいる限り、受けなければならないもう一つの戦い。 悠二の母が、せっかくだからと用意してくれた水着を付けたシャナと、やはり学校では見ることの出来ない水着姿の吉田一美が、各々の思いをぶつける。
第10話 絡まる想い
灼眼のシャナ 第10話 絡まる想い 悠二にとって、それは日常になりつつあった。 「強くなり、シャナと…炎髪灼眼のフレイムヘイズと共に戦いたい」。 だからこそ、行なっていた日々の鍛錬。 だが、家で、学校で、シャナといる時間が長くなると、悠二はそれが以前と同じ日常の延長かのように感じ始めていた。 一方、シャナの思いはより強くなっていた。 「重要なのは悠二が強くなること。一緒に戦うこと」。 今、ふたつの思いは、互いの影すら見失おうとしていた。 燐子が現れたのは、そんな時だった。 出会い頭に人を襲い、存在の力を喰らう燐子に対峙するシャナ。 しかし、彼女の側に悠二の姿はなかった。
第11話 悠二とシャナとキス
灼眼のシャナ 第11話 悠二とシャナとキス シャナは新たな力に慣れ始めていた。 アラストールの力をシャナがイメージすることで具現化する炎の翼と炎の大太刀。 その鍛錬のためにシャナは悠二の力を必要とし、悠二はシャナに必要とされることで自信を得ていた。 以前とは違う間柄へ変わりつつある二人。 だが、アラストールはそこにひとつの問題を見出していた。 シャナに対する悠二の有り様をどこまで許容するか。 そして、シャナに優しく接する悠二の母・千草の存在。 このままでは、優秀なフレイムヘイズとしての教えしか受けてこなかったシャナが変わってしまう…。 満を持したアラストールは、千草との直接対決を決意する。
第12話 ゆりかごに花は咲いて
灼眼のシャナ 第12話 ゆりかごに花は咲いて 悠二は池に、シャナは吉田に問いつめられた。 自分の気持ちから逃げることが、人の好意を無心で受けることが、他の人たちを苦しめているのだろうか。 誰もが若き日に味わう葛藤。 しかし、二人にはそれ以上に心を向けなければならないことがあった。 紅世の徒の討滅。 日常を破壊する奴等が、再びこの街に現れたのだ。それも3人。 その力に不審を感じたシャナとアラストールは、悠二にその調査を任せ、敵の封絶に向かう。 しかし、封絶の中には2人の兄妹しかいなかった。 ソラトとティリエル。彼らの真の狙いは人の存在の力ではない。 シャナの持つ大太刀・贄殿遮那だった。
第13話 校舎裏の宣戦布告
灼眼のシャナ 第13話 校舎裏の宣戦布告 街は山吹色に染められていた。 贄殿遮那を狙うソラトとティリエルが操る巨大な植物の花びらが空を舞っている。 その中で、真紅の炎を纏ったシャナの大太刀が、植物の蔦を切り、ソラトを蒸発させる。 だが、それは一瞬でしかなかった。 前もって仕掛けられていた自在法のためか、ソラトの再生は異常に早い。 やがてシャナは捕らえられ、その手から贄殿遮那が落ちた。 一方、シャナの戦いを知ったマージョリーとマルコシアスは、封絶の中で動くトーチを見つけていた。 悠二とマージョリー。目的は違うが、望む結果は同じ二人が、手を組む。
第14話 偉大なる者
灼眼のシャナ 第14話 偉大なる者 まずカリカリな部分を少し食べて、次にモフモフの部分を食べる。それがシャナが一番好きなメロンパンの食べ方だ。 シャナがメロンパンを好きになったのは、まだシャナがフレイムヘイズになる前のこと。 場所は、この世からも紅世からも見えない場所・天道宮。 そこに居たのはアラストールと、シャナの生活面を世話するヴィルヘルミナ、そしてシャナがシロと呼ぶ鍛錬の相手。 限られた人物が、理想のフレイムヘイズを生み出すため、十分な時間を掛けシャナを育てていた。 そして、その日が来た。 いや、予定より、予想より早くその日が来てしまった。
第15話 炎の生まれた日
灼眼のシャナ 第15話 炎の生まれた日 天道宮から虹が登った。 その輝きは天道宮を離れていたヴィルヘルミナの目にも入っていた。 ショッピングモールで徒と対峙していたヴィルヘルミナは、その場から逃げる様に、天道宮へ踵を返す。 だが一足遅く、天道宮の中にいたシャナの前には、ひとりの徒が現れていた。 新たなフレイムヘイズ、新たな炎髪灼眼の誕生を阻止するため、現れたその男の名はウィネ。 シロを驚かせ、徒を天道宮へ招いてしまった責に動揺するシャナに、戻ってきたヴィルヘルミナは言う「この生活は不要になった」「もう大丈夫」だと。 それは、新たな道、フレイムヘイズへの扉が開かれた瞬間だった。
第16話 炎髪灼眼の討ち手
灼眼のシャナ 第16話 炎髪灼眼の討ち手 炎に照らされ、ひとりのフレイムヘイズが生まれた。 「よくぞ降り立った、我がフレイムヘイズよ」 「ようこそ私に、天壌の劫火アラストール」。 長い炎髪が揺れ、鋭い灼眼が煌めく。 長らく待ち望んでいた契約は達成された。 だが、彼女がこの世に慣れるまでの期間を邪魔されないためにも、天動宮に踏み込んだ徒を逃すわけにはいかない。 ヴィルヘルミナとシロは新たな決意を胸にその一歩を踏み出す。 一方、フレイムヘイズになったばかりの少女は、数々の徒やフレイムヘイズを倒してきた伝説のミステス「天目一個」を前に、初めての、そして最大の危機に陥っていた。
第17話 新たなる序章
灼眼のシャナ 第17話 新たなる序章 悠二にひとりでの鍛錬を言いつけ、シャナは台所に立っていた。 毎日のように悠二に渡される吉田一美の弁当が、それを食べている悠二が嫌だった。だから、千草に料理を教わることにした。 しかし、これまで一度も料理をしたことのないシャナがそうそう上手くなるはずもない。そこで千草は、気分を変えさせようとミサゴ祭へ行くよう提案する。 一方、そんなシャナの気持ちを知らない悠二は、祭に一緒に行きたいという吉田の誘いを受けてしまう。ミサゴ祭を明日に控え、悠二へ告白をする決意を固める吉田一美。 だが、その前にひとりの少年が立ち塞がる。少年の名はカムシン。御崎市に現れた新たなフレイムヘイズ。
第18話 砕ける願い
灼眼のシャナ 第18話 砕ける願い 吉田一美は、世界の本当の姿を見てしまった。 “調律師”カムシンから手渡された片眼鏡。それを覗くことでトーチの存在を目の当たりにした吉田は、ある心配を抱く。「…坂井くんは?」。 一方、悠二はシャナと共に御崎市から出ることを考え始めていた。それは、マージョリーと一緒にいる佐藤や田中も同じだった。 そして、ミサゴ祭当日。各々の思いと決意を胸に神社へと集まる面々。 だがその時、何者かが配した自在式が動き出した。気配を察し、3人のフレイムヘイズが走りだす。そして、悠二や田中たちも…。
第19話 戦いの中で
灼眼のシャナ 第19話 戦いの中で シャナは吉田一美に告げた「私はフレイムヘイズ」だと。 人々を襲う徒という化け物、悠二がトーチだったこと、そして“クラスメイトのゆかり”=“シャナ”が違う世界の存在だったこと…。 一度に押し寄せた非日常の荒波に、吉田一美は混乱した。だが、シャナは言う。「この街の歪みを直すのにお前が必要」だと。 一方、悠二は封絶の中で動く佐藤に出会い、自分がミステスであることを知られてしまう。 紅世の存在を知る者たちが次第に連なって行く中、祭の空を飛び交う鳥の燐子を生み出した徒、“教授”の目的が見えてくる。
第20話 非情のヴィルヘルミナ
灼眼のシャナ 第20話 非情のヴィルヘルミナ 悠二の頬に涙が流れた。 それは、もう死んでいる自分に温かい体と心があると言われたから。生まれ育った温かな街を思い出したから。悠二の心が自分と共にいないことに気付き、戸惑うシャナ。 その時、ひとりの人物が現れた。ヴィルヘルミナ。フレイムヘイズになる前の自分を知り、フレイムヘイズになろうとした自分を知る存在に、シャナは暫しの安息を得る。 だが、ヴィルヘルミナの目的は、零時迷子を徒に渡さないため如何にするか…その策を実行すること。そこにはミステスである悠二の破壊も含まれていた。
第22話 揺らぐ炎
灼眼のシャナ 第22話 揺らぐ炎 悠二がジェドナイにさらわれてしまった。 連れて行かれた先は、御崎市上空に現れた星黎殿。ジェドナイたちバル・マスケの城砦だ。バル・マスケは悠二を、零時迷子を使って一体何をしようというのか。 ベルペオルの口から出た「存在の泉」とは何か。一方、佐藤と田中、そして吉田一美は、悠二を助けるためにはどうすればいいかを考えていた。そして、決断する。 佐藤と田中は宝具・ブルートザオガーをシャナに託し、一美はシャナに悠二を助け出して欲しいと願う。フレイムヘイズであるシャナは、悠二の死をも厭わない相手かもしれない、しかし平井ゆかりになら頼めると。
第23話 星黎殿の戦い
灼眼のシャナ 第23話 星黎殿の戦い シャナは星黎殿へ突入した。 だがそこには、教授と呼ばれる紅世の王・探耽求究よって罠が仕掛けられていた。その罠に捕らわれ、シャナとヴェルヘルミナの身体から抜けて行く存在の力。 そして、襲いくる数多の燐子たち。一方、零時迷子によって生み出され、星黎殿から溢れ落ちる存在の力は御崎市を満たし、これまでにない現象を見せ始めていた。頂の座・ヘカテーの中に取り込まれていく零時迷子と悠二の記憶。 だがその時、星黎殿の存在に気付いたもうひとりのフレイムヘイズが現れる。
第24話 紅蓮の想い
灼眼のシャナ 第24話 紅蓮の想い 幾本もの光の柱が立ち並んだ御崎市。 その上空では、いつ終るとも言えぬ戦いが繰り広げられていた。ヴィルヘルミナのリボンが舞い、ベルペオルの鎖と交錯する。トーガをまとうマージョリーと、変身したシュドナイが激しい炎を撒き散らす。 存在の力が尽きることなく供給されるがゆえに、熾烈を極める戦い。その根幹にある零時迷子=悠二と、彼を取り込んだヘカテーを前に、シャナは言う。 「悠二を返してもらう」。 それは、ただのフレイムヘイズではなく、炎髪灼眼のシャナの決意だった。 シャナとそして悠二の戦いの結末は…。
第1話 再びの刻
無料
灼眼のシャナⅡ 第1話 再びの刻 夏休みが終わり、2学期が始まった。 いつもと変わらない校舎。積極的に吉田に声を掛けている池。妙にぎこちない緒方と田中。シャナを心配し、学校を視察しようとするヴィルヘルミナ。 シャナと共に闘ったあの夏祭りの夜がまるで嘘だったかのような風景に、悠二は嬉しささえ感じていた。 だが、悠二はそんな風景に違和感をおぼえ始める。シャナが英語教師に意見するのも、吉田が持って来てくれた手作りのお弁当も、まったく同じことを自分は経験しているのではないか。 それはやがて確信に至り、この世界から抜け出すべく、悠二は1人で姿の見えない“徒”に立ち向かおうとする。
第18話 錯綜の悠二
灼眼のシャナⅡ 第18話 錯綜の悠二 悠二が「封絶」で見せた“銀”の炎。それは共に戦ってきたフレイムヘイズだけでなく「紅世の王」たちにも大きなショックを与えた。誰も知らない“銀”の正体とは。何故その力が悠二の中にあるのか。 答えの見つからない疑問と疑惑が交錯する中、シャナたちは悠二に新たな力の開花を期待する。以前から指摘されていた、悠二の研ぎすまされた感覚と状況分析能力から連想される自在師としての適正だ。 マージョリーの指導で始まったその鍛錬は、悠二自身の頑張りもあり順調に進んで行く。だが、その頑張りをマージョリーは違和感として感じ言葉をかける。「覚悟っていうのは、頭じゃなく腹で決めるものよ」。 悠二の母、千草が体調を壊したのはそんな日の夜だった…。
第19話 言えなかったこと
灼眼のシャナⅡ 第19話 言えなかったこと いつか「いなかったこと」になる存在だから、大切な人を傷付けないためにも街を出なくてはいけない。新たに抱いた決意をひとり繰り返す悠二に声を掛けたのは、「紅世の徒」ザロービだった。 実際に会うまで気付かないほど小さな存在の力の持ち主に、悠二は「マージョリーから炎弾の自在法を教わった自分ならひとりでも…」という気持ちを一瞬抱くが、それはすぐに押し止める。 5つの身体を持つザロービが、近くの住宅地を指差し不敵な微笑みを浮かべたからだ。 絶えず人質を取られた形のまま、悠二は河川敷から繁華街そして駅前のアーケードへと為す術もなく進んで行く。 これほどまでに小さな存在の力しかもたない敵の策略とは何か。そして悠二はその策略にどう対するのか…。