第十二話 春暁に鯛

であいもん | 本編第十二話 春暁に鯛

24分2022年

  • 京都駅前で納野和を行方不明の父親と勘違いしてしまう雪平一果。 父親と見間違えたその和が、まさか一果がお世話になっている和菓子屋「緑松」の「跡取り?息子」だったとは。 「緑松」で一緒に働くことになった和と一果にちょっとした事件が起きる。
  • 「緑松」で働く女子高校生、堀河美弦と一果。二人が洗い場で楽しげにしている姿を見て羨ましがる和。 美弦は「緑松」でのアルバイトを家計に足しに大家族を支えている一方で、音楽活動をしていた。 その音楽活動が騒動を巻き起こす。
  • 朝、登校途中、バスに乗り込む父親らしき人物を見かけた一果。 一果もそのバスに乗り込み様子を伺うも、寝入ってしまう。 父親を見失った一果が着いたのは大原三千院。そこで意外な人物と出会う。
  • お得意さんから注文のキャンセルが入った。和の父、納野平伍は和がまた何かしでかしたと怒り心頭。得意先に謝罪に訪れた平伍と和だったが、実はキャンセルの原因には「緑松」で働く瀬戸咲季が絡んでいた。
  • 仕事が休みの一果と美弦は街で偶然、和の元恋人、松風佳乃子と出会う。初対面の美弦と佳乃子と一緒にランチをすることになった一果。美弦と佳乃子はお互いに和の話で盛り上がる。二人の微妙な雰囲気に戸惑う一果。
  • 三山学区運動会に参加する「緑松」の人々。 気恥ずかしさから和に対して素っ気ない態度の一果だったが、和の大きな声援に家族の温かみを感じる。 張り切り過ぎて身体を痛めた和の父、平伍に代わり親子限定の競技に参加する和と一果。 その頃、「緑松」に一果の母を名乗る女性が現れてーー
  • 「緑松」に新しい職人、私市緋色がやってくる。 職人・巽政がつくる工芸菓子に魅せられて和菓子職人を目指す緋色だが、生真面目で完璧主義が故に周りが見えなくなって失態をおかしてしまう… 気落ちする緋色に政さんは職人の心意気を伝える。 そんな中、和の思いつきにより、一果が通う小学校で「和菓子親子体験教室」が開かれることに。
  • 和を追って京都にやってきた佳乃子だったが、別れ際、意地を張って「洋菓子の方が好き」と言ってしまった手前、素直に今の和を応援できずにいた… 一方、和が栗ManJuの被り物を無くしてしまったと騒ぎはじめる。 佳乃子と一果も協力し、被り物を捜索するが――
  • クリスマスが近づくある日、一果に母からもみの木とメッセージが届く。 約束が果たされなかった幼少期を思い出し、母と約束することを怖がる一果だったが、和の言葉に背中を押され、「待ってる」と母に伝える。 「柚子羊羹」をきっかけに和は、祖父との会話を思い出しーー
  • 年が明け、正月を迎えた「緑松」では、御菓子「花びら餅」が売られていた。 予約分だけの販売だったが、飛び込みで一人の男性がお店にやってきて…男性の亡き母への想いに思い立った和はーー その後、山國神社へ初詣に向かう「緑松」の人々。そこで一果がお祈りしたこととはーー
  • 風邪をひいて寝込む和は朦朧とする意識の中で、学生時代に夢を追って上京した先輩のことを思い出す。 夜、和の看病をしていた一果がふと窓に目をやるとちらちらと雪が舞っている。 バレンタイン前日は雪。降り積もる雪を見て、一果は「緑松」に預けられた日のことを思い出す。 雪に良い思い出がないと言う一果に、和は雪だるまづくりで新たな思い出を作る。
  • 一果の誕生日、和は一果がくれた『一果の誕生日に一緒におでかけする券』を使い「枚方パーク」へ出かける。 和とのおでかけの中で、かつて父と来た記憶を辿る一果。 「緑松」に帰ると、和菓子ケーキと一果の誕生日会が用意されていた。 いつもどこかで父の影を追っている一果を気にかけ、励ます和。そんな和の言葉に一果はーー