漂流の先 〜商業捕鯨再開4年目〜

ドキュメンタリー番組 テレメンタリー2022【土曜放送】 | 本編漂流の先 〜商業捕鯨再開4年目〜

25分2022年9月3日放送

  • マーシャル諸島で戦死した父が約2年の日々を綴った日記が、戦後、宮城県の佐藤勉さん(81)のもとに届いた。 2歳で父を亡くした勉さんは、父の記憶はない。どういう父だったのか。 日記から手掛かりを探そうとするが、当時の言葉で記されていて、簡単に読むことができなかった。 勉さんが苦難の道を経て解読すると、過酷な戦場の実態が浮かび上がってきた。 父は、なぜ日記を書き続けたのか。見えてきた父の姿とは...。戦後77年、日記の中の父が蘇る。
  • それでもボクらは核廃絶

    25分2022年11月19日放送

    ライフワークは「核廃絶」。 広島出身の高橋悠太さん(21)は東京の大学に通いながら核兵器の廃絶を目指す活動をしています。 戦争被爆国でありながら核兵器禁止条約に背を向ける日本。広島選出の岸田総理になっても変わっていません。 高橋さんは6月にオーストリアで初めて開かれる条約の会議へ、仲間を募って渡航することを決めました。 減り続ける被爆者...ロシアによるウクライナ侵攻...核廃絶には“逆風”が吹いています。 それでもボクらは諦めない。大学生の挑戦に迫ります。
  • 2021年7月3日、静岡県熱海市で発生した大規模な土石流では27人が死亡し(災害関連死含む)、未だ1人が行方不明となっている。娘を亡くした小磯洋子さん(72)は、「発災から2年が経つが、まだ昨日のように思っている。」と話す。 多くの命が奪われ、人々の暮らしを一変させた土石流。その責任はどこにあるのか。 調査が進む中、業者と行政のこれまでの杜撰な対応と、責任をなすりつけ合う姿勢が浮き彫りになっている。大きな犠牲を生んだ土石流。その責任の所在を巡る現状とは。
  • 宮城県北部・登米市の診療所「やまと在宅診療所登米」を拠点に、在宅診療に取り組む医師・田上佑輔さん(42)。東大病院を辞め、32歳で、在宅診療の現場に飛び込みました。 複数の医師によるチーム制を打ち出し、医師が都市部と地方を行き来しながら、地域医療を担う仕組みを通じて、地方の医師不足の解消をめざしています。 在宅診療に取り組んで9年。医師と患者が出会い、ともに新しい道を見つける、そんな医療を届けたい——。 「うちのセンセイ」、地域のかかりつけ医として奮闘する田上さんの姿を描きます。
  • 青森県平内町の「すとうせんせい」は米寿の現役保育士。 自身は未婚、子どももいない。地域の子どもたちを育てていく。 これまでに送り出した子どもたちは800人を超えた。 今年、園をあげて開かれた米寿のお祝いで 普段気丈にふるまう「すとうせんせい」が見せたのは...。 目標を描いて進学した大学時代の挫折。 「きょうだい以上」という同志と二人三脚で歩んだ保育の道。 少子高齢化社会で、米寿の保育士が描く未来とは。
  • おいだば、時給125円

    25分2022年10月15日放送

    豪雪地帯・秋田県の旧南外村。市街地までは車で30分、たった1つのスーパーは9年前に閉店し、不便な日常生活を余儀なくされる村の人たちも多かった。 そこで住民の有志が立ち上がり、おととし12月、住民自らが運営する移動販売車の運行を始めた。 週に4日、1軒1軒を訪ねて回る。4時間働いて報酬は500円、時給に換算すれば125円。 販売員もお客さんもご近所さん。互いに助け合いながら生きる人たちの、ひと冬を追った。
  • 女性議員が増えない国で

    25分2022年10月8日放送

    日本の女性議員の割合は世界最低レベル。ことし7月の参院選で女性候補が初めて3割を超えましたが、世界の潮流からは取り残されています。 どうしてこの国では政治に女性が増えないのか。彼女たちの進出を阻むのは何か。 そのヒントは、「二つの均等法の母」と呼ばれる92歳の元労働官僚、赤松良子さんが握っていました。 女性議員が増えない国で、90代、40代、そして20代の女性たちがそれぞれの立場で起こす地殻変動を追います。 ※年齢は取材当時
  • 53件のパワハラ・教師12人の関与 第三者調査員会が認定した 北海道立江差高等看護学院と紋別高等看護学院における教師から学生へのパワハラ。 「もうお前みたいなバカは死ね。」「殴るよ、蹴るよ。」「ペンでぶっさすぞ。」師から学生に向けて日常的に浴びせられていたという数々の暴言。 看護師を育てるはずの学び舎でなぜパワハラは起きたのか。 いま求められる看護教育とは何なのか。 そして看護学校はどう生まれ変わることが出来るのか。
  • かつて多くのスキー客でにぎわった新潟県湯沢町が、観光客の減少に苦しんでいる。 町が新たな一手として力を入れるのが、リゾートマンションを生かした移住の促進だ。 バブル崩壊とともに価格が暴落し“負動産”となったマンションが、新型コロナ禍によるリモートワークの普及で、再び脚光を浴びている。 リゾートマンションに移住し、リモートワークの傍ら休日にスキーなどを楽しむ夫婦。リモートワークをしながら実家の民宿を手伝う男性がいる。新型コロナ禍を逆手に取った復活の取り組みを追った。
  • 庶民に親しまれてきたクジラ肉が高級食材に変わろうとしている。 山口県下関市はかつて「クジラの街」として栄えた。クジラを家庭で食べられる身近な食材として次世代に伝えようと地元は奮闘している。 一方、日本最大の捕鯨会社は窮地に立たされていた。 高価格で販売して利益を追求しなければ、会社の存続が危ぶまれる。商業捕鯨再開4年目を迎えた今、人々の思惑の海を漂うクジラはどこへ向かうのか。
  • 小児がん、心臓病、免疫不全症。国内に2万人以上いるとされている、重い病気と闘う子どもたち。 長い入院生活で思うように家族の時間を過ごせなかった子や、きょうだい、親たちが集う場所が「こどもホスピス」です。 子どもたちはここでどう過ごし、どのようにその子らしさを取り戻していくのでしょうか。 6年前の春、大阪に誕生した国内初の民間こどもホスピスがまいた種は、いま、各地で花を咲かそうとしています。
  • ウクライナ人女性・イリナさん。 福岡のサーカスに所属する友人を頼り日本に。 夫や家族を祖国に残し異国での避難生活を始めた。 祖国の象徴・向日葵のような笑顔の持ち主。 サーカスの仲間や周囲の日本人のサポートを受け、 1歳の息子と暮らしている。 一方、日本での生活が長期化するにつれ、祖国や家族への思いは募る。 他にもウクライナからの避難民を取材。 避難の長期化が懸念される中、日本の制度上の問題など多角的に伝える。
  • 女性が年上の男性と食事やショッピングをし、金銭を得る「パパ活」。 SNSを舞台に中高生の少女にまで広がる一方、売春の温床となりつつあります。 少女たちが誰にも言えずにパパ活をする背景には、自分を大切に思うことができない、それぞれが抱える「孤独」がありました。 いじめや親との不仲、貧しい生活...3人の少女がカメラにこぼした本音から、パパ活の実態に迫ります。
  • バナバス・ヌヌさん(39)は2020年2月にソロモン諸島から来日した。日本に嫁いだ妹の最期を看取る旅だった。しかし新型コロナの感染拡大でバナバスさんに次々と試練が訪れる。ソロモンが日本からの入国を拒否。帰国できなくなった。持っていたのは「観光ビザ」のみ。初めて触れる日本に戸惑いながら、何とか日本での滞在を続けてきた。番組では、バナバスさんの帰国実現までを追い、文化風習を超えた交流の温かさを描く。
  • 「僕は『こうのとりのゆりかご』に預けられました」 宮津航一さんは、幼いころ、親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」に預けられました。 自分が「こうのとりのゆりかご」に預けられたこと、里親のもとで育ってきたこれまでのこと、抱き続けてきた思いを初めて語ります。 この春、高校を卒業した航一さんは、決意を胸に旅立ちの時の向こう側を見つめています。
  • どうする、大槌

    25分2022年6月25日放送

    東日本大震災で住民の8%が犠牲になった岩手県大槌町。ある空き地をめぐり町が揺れている。献花台と地蔵と、一面の青々としたクローバー。ここにはかつて町役場があり、多くの職員が津波の犠牲になった。この場所をどうするか、震災から11年が過ぎ、住民レベルの議論がようやく始まった。伝承か、慰霊か。町内には悲劇を伝える震災遺構が何もない。あの震災をどのように未来に伝えていくのか。大槌町の選択の行方を見つめる。
  • 東日本大震災の被災地で、住まいの復興が概ね完了して3年あまり。巨額の復興予算を投じて、高台の造成や復興住宅の建設が進められましたが、空き地や空き家も目立っています。 宮城県石巻市では、被災地最多の4456戸の復興住宅を建設し、管理戸数が震災前の3倍以上に膨らむ一方、人口は16万人から14万人へと急速にしぼんでいます。 今なお国から異例の支援が続けられるなか、被災自治体の手腕が問われ始めています。
  • もしあなたが、そう遠くない未来に両目から光を失い、失明すると言われたら―。 北海道東川町の元看護師の市場梨沙(いちばりさ)さん(32)が難病「網膜色素変性症」の診断を受けたのは6年前。一時は絶望の淵に立たされた彼女は、子供を抱え新たな挑戦を始めた。 それは趣味のパン作りを活かしてパン屋さんを開業すること。視野が狭いため苦労は絶えないが、1人で70種類以上を焼き上げる。ハンデに負けず「強く生きる」と決意する彼女の姿を追う。
  • "テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作するドキュメンタリー番組です。 テレビ朝日系列の各局が制作を担当し、独自の視点で制作しています。"
  • 福島第一原発事故による避難区域で飼育されていた「被ばく牛」は、多くが殺処分の対象になった。 そんな中、殺処分に反対し、牛を生かし続ける夫婦がいる。「おらの牛は何も悪いことしてねぇ...」11年間“命”と向き合ってきた夫婦に、大きな分岐点が訪れる。 この春、自宅や牧場を含む地域の避難指示が解除されることを受け、繁殖農家の再開を目指す。 しかし、そのためには、被ばく牛を処分しなければ・・・。“家族”になった牛との別れの時が近づいていた。
  • 枝路に立つコメ王国

    25分2022年5月7日放送

    コシヒカリなど高価格ブランド米を多く抱える〝コメ王国〟新潟県に衝撃が走った。全国で進むコメ離れに加え、新型コロナウイルスの影響で外食産業が落ち込み、コメ余りが加速。コメの生産量が全国一の新潟県を「米価下落」が直撃した。1000万円以上収入が減り、コメ依存からの脱却を迫られる大規模農家。中山間地で魚沼産コシヒカリを作る農家は、別の課題に直面していた。食糧自給率の低下が懸念される今、コメ農家を見つめることで、農業の未来を考える。
  • がんになった医者

    25分2022年4月23日放送

    "松本市の総合病院で働く中村将人医師(48)は、がん化学療法の専門医。地域のがん患者を長年治療してきた。 「地方の病院でも世界基準の治療をしたい」と研究熱心で、化学療法の分野では長野県内のリーダー的存在になっている。 そんな中村医師が8年ぶりに〝なんとなく〟受けたPET検診で、甲状腺がんと診断された。 がん専門医からがん患者へ。豊富な経験からあまり不安も見せず、勤務する病院で摘出手術を受けたが...。 思い通りにならない療養の日々を、罹患前からよく知る取材ディレクターが追った。"
  • パパがある日女性に

    25分2022年4月9日放送

    京都市で暮らす今西千尋さん(56)は、心と体の性が一致しないトランスジェンダー。 「女性として生きたい」こう打ち明けたとき、息子は7歳、娘は3歳でした。 徐々に女性らしくなっていく父親の姿に困惑し、一度はバラバラになった家族も、今は深い絆で結ばれています。 家族は女性になった父親をどう受け止めてきたのか。誰もが自分らしく生きるためにはどうすればいいのか。 差別や偏見、さまざまな困難を乗り越えてきた父親と、支え合う家族の姿を追いました。
  • 9月下旬、北海道を襲った赤潮。 ウニを中心にサケやタコなど 北海道を代表する味覚が壊滅的な被害を受けた。 白くなったウニの死骸で埋め尽くされた海。 ウニは大きくなるまでに4年ほどかかるため、被害の長期化は避けらない。 廃業の危機に直面する漁師。 漁業被害は最大170億円にまで拡大する可能性も指摘されている。 赤潮を引き起こした未知のプランクトン。その謎の究明に挑む研究者。 被害をこれ以上広げないためにいま出来ることは...。