ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
アニメ
第一話 剣姫と妖精(けんきとようせい)
24分2017年
アイズ・ヴァレンシュタイン――迷宮都市オラリオにそ の名を轟かす第一級冒険者。数多の羨望・憧憬をその身 に浴びる彼女へ、憧れの視線を投げかける少女が、ここ にもひとり……。 レフィーヤ・ウィリディス――ロキ・ファミリアに所属 するエルフの魔道士。彼女はダンジョン深層にうごめく 怪物への恐怖に囚われ、その並外れた魔力を生かしきれ ずにいた。 そんな折、遠征中のファミリア一行の前に現れた新種の 怪物。都市最大派閥、屈強の冒険者たち。地上の光すら 届かない深層で繰り広げられる未知との戦い―― これは『剣姫』を中心に記されていく、苛烈極まりない 【眷族たちの物語】。第二話 試着と購入(しちゃくとこうにゅう)
24分2017年
ダンジョン遠征中に遭遇した新種の怪物の攻勢により、 ロキ・ファミリア一行は大打撃を受け、撤退を余儀なく されてしまった。 無事、地上へと帰還を果たした一行ではあったが、遠征 の収穫も芳しくない。そんな中、アイズは主神の手によ り、ステイタスを更新する……だが、死線をくぐり抜け た代償というには、余りに微々たる成長で、アイズはひ とり苦悩を抱えることに。 その表情の曇りが気に懸かったレフィーヤ。 「よしっ。がんばってアイズさんを励まそうっと!」 ティオネとティオナの協力もあおぎ、レフィーヤは、ア イズを元気づけようと画策するが――。第三話 祭典と勇気(さいてんとゆうき)
24分2017年
前回の遠征で愛剣【デスペレート】を消耗させてしまっ たアイズ。代用の剣に慣れるため、レフィーヤとダンジ ョンへと向かうことに。未だ戦闘に慣れないレフィーヤ は、再びアイズに危機を救われる。 ホームへの帰路、思い切ってアイズを『怪物祭』に誘う レフィーヤ。一度は了承され舞い上がるが、神・ロキの 命により、アイズはロキと怪物祭に行く運びに。 落胆――そして彼女は痛感する。『剣姫』の隣に並び立 つには、自分は余りに弱すぎるということを……。 怪物祭当日。ティオネ、ティオナと出かけたレフィーヤ は、怪物の脱走騒ぎに巻き込まれる。その中には深層で 見た、あの未知の怪物も――。第四話 殺人と宝玉(さつじんとほうぎょく)
24分2017年
アイズは愛剣の修理代を稼ぐため、派閥の面々とダンジ ョンへ赴く。しかし立ち寄った【迷宮の楽園】リヴィラ の街で思わぬ事件に巻き込まれてしまう。それは、冒険 者による冒険者殺し――迷宮内での殺人事件だった。 一方、地上に残ったベートは、ロキと怪物祭の騒動の調 査へ。古い地下水路内で再び花の怪物と遭遇する。 迷宮外での遭遇、極彩色の魔石……確かな手がかり、収 穫を手に地上へと戻るロキとベート。 そこで更なる――予期せぬ手がかりを掴むことに。 未知なる怪物と遭遇した地下水路、そこに残された『何 者か』の匂い。その『匂い』を放つ者と出会うことで― ―。第五話 赤髪と孤王(あかがみとこおう)
24分2017年
フィンやアイズが逗留するリヴィラが怪物たちの襲撃を受ける。 幾度となく繰り返されたアンダーリゾートの日常ではあるが、 今回は趣が異なっていた――襲撃してきたのは新種の花型怪物、 そしてアイズの前に、それらを操る【調教師】の女が。 アイズと対峙するさなか、女はとある名を口にする。 それはアイズを狼狽させるに十分すぎる響きを持っていた……。 一方ロキは、ギルドを訪れウラノスと対面していた。 そこで核心に迫るための疑問を発する。 「――事件の黒幕は、ギルドか?」 ※ルビ『怪物』=『モンスター』 ※ルビ『調教師』=『テイマー』第六話 討伐と逃亡(とうばつととうぼう)
24分2017年
「もっと力があったら……」 赤髪の調教師との一戦後、深層に残る事を決意したアイズ。 眼前に見据えるは、迷宮の孤王【ウダイオス】。 勝ち目など無いに等しい、無謀とも思える挑戦……。 リヴェリアが見守る中、アイズは単身、階層主に立ち向かう。 「己を遥かに超える存在を打倒し、自らを超克する。 それが器の昇華に必要な絶対条件――」 幾度膝を折ろうとも、どれ程の傷を負おうとも、剣を握り締め、立ち上がる。 更なる高みに至る為に。 彼女の心奥に在る、『理由』とは――。 ※ルビ『調教師』=『テイマー』 ※ルビ『孤王』=『モンスターレックス』第七話 依頼と分断(いらいとぶんだん)
24分2017年
レベル6にステイタスを昇華させたアイズの元に『依頼』が舞い込む―― 24階層で生じた怪物の大量発生、この原因を調査し解決せよ、と。 胎児の宝玉や赤髪の【調教師】との関連を匂わされ、 アイズは漆黒のローブを纏う謎の人物から依頼を受諾。 アイズが厄介事に巻き込まれたと知ったロキは、 レフィーヤとベートに追跡を命じる。 更に【ディオニュソス・ファミリア】のフィルヴィスも加わり臨時パーティが結成される。 だが険悪な空気を漂わせるベートとフィルヴィス。 レフィーヤはどうにか執り成そうとするが――。 ※ルビ『依頼』=『クエスト』 ※ルビ『怪物』=『モンスター』第八話 穢れと少女(けがれとしょうじょ)
24分2017年
赤髪の【調教師】レヴィスと再び対顔したアイズ。 剣をひと結びした後、レヴィスはアイズのステイタス昇華を察する。 「貴方に……負けたくなかっただけ」漆黒の階層主すら退けたアイズの刃が、 レヴィスを追い詰めていく。 一方で、アイズを追うレフィーヤ、アイズと分断された【ヘルメス・ファミリア】の面々は、 それぞれに難局を迎えていた。 『死妖精』という忌み名と、それにまつわる過去を知られたフィルヴィスは、 レフィーヤたちと別行動を取ると言い出し、 食料庫の大空洞へと至った【ヘルメス・ファミリア】の前には、 大主柱に寄生する巨大な花の怪物が――。 ※ルビ『調教師』=『テイマー』 ※ルビ『死妖精』=『バンシー』 ※ルビ『食料庫』=『パントリー』 ※ルビ『大主柱』=『はしら』 ※ルビ『怪物』=『モンスター』第九話 訓練と嫉妬(くんれんとしっと)
24分2017年
【白髪鬼】の魔石を喰らい、更なる力を手にしたレヴィ スから、59階層に来いと告げられたアイズ。 一旦地上へ戻り、深層遠征の準備を進める中、アイズは ギルド本部に向かう。逃げられっぱなしの彼の少年、ベ ルに謝罪をする為に。 ごく短期間で駆け出しの冒険者から10階層の怪物を相 手取るまでに急成長した少年。レヴィスとの一戦を脳裏 に過らせ、アイズは少年に求めてしまう――成長の秘訣 を。高みへの可能性を。それ故、戦いの師を持たぬとい う彼の悩みを聞いた際、思わずアイズは答えていた。 「じゃあ――私が教えてあげようか?」 ※ルビ『白髪鬼』=『ヴェンデッタ』 ※ルビ『怪物』=『モンスター』第十話 少年と英雄(しょうねんとえいゆう)
24分2017年
ベルと訓練を共にするアイズを、突如急襲した冒険者は 美神の眷族――【女神の戦車】と【黄金の四戦士】だっ た……。警告の意図を掴みかねるアイズだったが、遠征 出発の日、約束の最終日まで特訓を続け、ベルはアイズ の眼前で尋常ならざる成長を見せた。アイズ自身も、更 なる境地に至るため、未踏の地を目指し歩を進めようと 意を決する。 そして再び始まった【ロキ・ファミリア】の遠征――だ ったが、上層でミノタウロスとベルが対峙しているとの 一報が。反射的に駆け出すアイズ。その行く手を阻んだ のは都市最強の冒険者――美神派閥の団長【猛者】オッ タルだった。 ※ルビ『女神の戦車』=『ヴァナ・フレイア』 ※ルビ『黄金の四戦士』=『ブリンガル』 ※ルビ『美神』=『フレイヤ』 ※ルビ『美神派閥』=『フレイヤ・ファミリア』 ※ルビ『猛者』=『おうじゃ』第十一話 冒険と未知(ぼうけんとみち)
24分2017年
中層の怪物、ミノタウロスを撃破したレベル1の冒険者 ベル・クラネル――駆け出しの少年が見せた、苛烈な『 冒険』は【ロキ・ファミリア】の幹部たちにも少なから ず影響を及ぼしていた。 尊敬する先達を触発してしまうほどの『偉業』。少年を 好敵手としていたレフィーヤの心情は穏やかではない。 だが、今はまだ、誰かと比較している場合ではないと、 レフィーヤは思い直す。追いつきたい人たちがいる―― 自分もまた『冒険』の真っ只中であるのだと。 各々の思いを胸に抱きつつ【ロキ・ファミリア】は潜り 続ける、レヴィスが示した深層『59階層』を目指して ――。第十二話 神々と眷族(ソードオラトリア)
24分2017年
未知の階層、未知の光景。【ロキ・ファミリア】の眼前 に現れた美しき異形――巨大植物の怪物『死体の王花』 を依代に、寄生させた宝玉から羽化した精霊。極彩色の 魔石を喰らい強化種へと成長したそれは、おおよそお伽 噺からは掛け離れた姿をしていた……。 芋虫型や花形、女体型といった新種の怪物たちも、すべ ては彼女『穢れた精霊』の成長のために存在していた。 そして彼女が最後に望んだもの…… 「アリア」 呼びかけとともに、視線はアイズを捉えた――。ここは 迷宮の深部、生き残る道は勝利のみ。前代未聞の能力を 有する精霊に対するは都市最大派閥の精鋭たち。 人知れず、迷宮都市最大の戦いの火蓋は切って落とされ た――。 ※ルビ『怪物』=『モンスター』 ※ルビ『死体の王花』=『タイタン・アルム』