アラスカ移住生活

ドキュメンタリー

Twitter
Facebook

ブラウン家は1年近くもケチカンに仮住まいしていたが、大自然の中へ戻る準備がようやくできた。彼らはアラスカの島に手つかずの土地を手に入れ、冬の到来前に生活環境を整えようと引っ越しを急ぐ。しかし深刻な問題に見舞われ、都会の生活からの脱出を脅かされる。やっとの思いで航海に出発したあとも、海上でのトラブルが待ち受けていた。一家は無事に航海を続けられるのか。

ブラウン家は自然の中に、新しい住みかを求める決心をする。彼らが目指したのは、高さ45メートルにも育つ木々が生い茂り、クマが生息する場所。そこへ向かう途中、船のトラブルに見舞われ立往生する。父親のビリーが無線で助けを求めると、旧友が助けに来てくれることになった。また、次男のバムは自分の意見を押しつけ、兄弟たちの反感を買ってしまう。一家は団結し、家を建てることができるだろうか?

ブラウン家はキャンプ地に男性陣が寝泊まりする小さな丸太小屋と、女性陣のための屋外トイレやシャワーから成る仮の住まいを建てることにする。しかし息子たちのスキルにはまだ未熟な点が多く、小舟が流されそうになったり、道具を壊したり、小屋の作り方を巡って意見が対立したりと様々な問題が起きる。彼らは森の中で生活していく力があるとビリーに証明することができるのだろうか。

ブラウン家は自然の中で食料を探す。しかし、ベリー類など、めぼしい食べ物はことごとくクマに食べられてしまう。大自然の生活では力仕事が多いため、彼らはたんぱく質が豊富な肉を必要としていた。そんな時にシカの姿を見て、シカを捕獲することを決める。ビリーは射撃が得意な数人を引き連れて、狩りに出かける。この狩りが20歳の誕生日を目前に控えた長女スノーバードが精神的にも成長する機会となった。

ブラウン家はアラスカの大自然の中で家づくりを始め、船と材木を交換するために製材所を訪ねる。その間に長男のマットは自分専用の家を、新しい材料を使って作ろうとする。製材所での取引成立後、ビリーと3人の息子たちは杭を海に浮かべ船で引いて運ぶことにするが、タイミングが悪いことに嵐が到来し危険な作業を迫られる。果たして無事に杭を目的地まで運び、嵐をやり過ごすことができるのか。

冬を間近に控え、家の基礎工事を始めたブラウン家。ビリーは年ごろになった息子たちが結婚し、子どもに恵まれることを願っている。まき割りをして、窓をもらうために、7人の子どもたちはフウナへ出かける。町へ出る楽しみはピザと異性との出会い。彼らはピザを食べに入ったレストランで、地元の女性たちに声をかけ、仲よくなる。その後、女性たちがチチャコブ島を訪問し、彼らは森ならではのデートを楽しむ。

キャンプに近づく凶暴なクマを見つけたブラウン家は、新たな安全対策として木の上に見張り台を作ることにする。ビリーは体調が悪く子どもたちに仕事を任せて休んでいたが、病状が悪化し、町の病院に行って治療を受けざるを得なくなる。島に残された子どもたちは、自力でいかだを完成させて家を建てるための材木を運ばなければならないが、意見がまとまらず思うように進まない。彼らは材木を運搬できるのか。