最新の国際ニュース【随時更新】

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ロシアでワクチン不足 日本人は2回目接種できない?

ロシアでワクチン不足 日本人は2回目接種できない?

3分2021

 ワクチン接種の途中でまさかの事態に見舞われた人がいました。  「赤の広場」に面した百貨店の中にワクチン接種会場があります。高級ブランドショップが並ぶ、モスクワの老舗百貨店です。  こちらの建物の最上階には、新型コロナワクチンの接種が受けられる会場が設けられています。  資源開発会社のモスクワ駐在員・常原豪さん(59)です。  資源開発会社のモスクワ駐在員・常原豪さん:「しょっちゅう人と会って本音を引き出すような仕事をしていますので、どうしても不安を取り除くためには(ワクチンを)打った方がいいかなと」  常原さんは先月7日、ロシア製の新型コロナワクチン「スプートニクV」の1回目の接種を受けました。  接種から、ちょうど3週間。2回目の接種を受ける予定の常原さんは、ある不安を抱えていました。  資源開発会社のモスクワ駐在員・常原豪さん:「(私が)1回目の接種が終わった1週間後に、別の日本の方がこちらで予約なしで無料で受けようとしたところ『一切、外国人は駄目だ』と断られたと」  理由は、ロシア製のワクチンに海外からの注文が殺到し、供給が間に合わなくなったためとみられています。ロシアの保健当局は「ロシア国民への接種を優先する」と、在留外国人の接種は原則認めないとしました。  今月末に定年退職で日本に帰国する予定の常原さん。関係各所に2回目を接種できるか問い合わせましたが、可能性は極めて低いとのことでした。  「行ってダメならしょうがない」と常原さんは、再び接種会場…
WHO進藤氏に聞く 全世界的な収束への課題は

WHO進藤氏に聞く 全世界的な収束への課題は

7分2021

エボラ出血熱やSARSなどの感染症対応にもあたってきた、WHOシニアアドバイザーの進藤奈邦子さん。 新型コロナウイルスの世界的な収束の見通しと課題、ワクチンの効果への期待などについて聞きました。 ▼世界と日本の感染状況 Q:現在の世界の感染状況をどう見る? A:今まで世界全体の患者数をけん引してきたのが、アメリカとヨーロッパです。 ヨーロッパでは、年末からイギリスと南アフリカで変異ウイルスが出たことを受けて、セミロックダウンというような形に入った国が非常に多かった。 変異ウイルスに対する恐怖感も手伝って、年末から現在に至るまで、多くの社会的あるいは公衆衛生学的なインターベーション(行動制限)をかけられて、日本とは全く違う状況でした。その成果が出て、患者さんが減ってきているとは思いますが、もう2月も終わり、とうとう3月に入りますと、いくつかの国で規制緩和が行われますので、また注意が必要です。いくつかの国では、徐々に人々がこれ以上我慢できないという形で、少しずつ衛生行動の順守が緩んできているなという感じなので、患者さんが増えてきている所も出てきている。 Q:日本については? A:緊急事態宣言が出ているということで、やっぱり人々の気が引き締まる。 ただ完全に感染が無くならないことを見ても分かるように、やっぱりcovid(コロナウイルス)はまだいるので、気を緩めるとまた戻ってくる。 普通、感染の波というと、季節性のインフルエンザみたいに、規則的に季節に従って戻ってくるようなのが波と考…
アメリカ株はバブルか?専門家がズバリ分析

アメリカ株はバブルか?専門家がズバリ分析

2分2021

 ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は26日、2日連続で500ドル近く値を下げました。市場で起きていることと、来週以降の動きについて話を聞きました。  今週のニューヨーク株式市場では大きな値動きが目立ちました。  ダウ平均株価は3万1381ドルで始まり、24日には史上初めて3万2000ドルを突破した後、26日には3万932ドル37セントまで値下がりして週内の取引を終えました。  新型コロナウイルスの感染収束が意識され、景気が回復する予想などからアメリカの長期金利が上がっていて、金融緩和の出口をにらんだ神経質な展開となっています。  これについて、アメリカ経済を分析する米国野村證券の雨宮シニアエコノミストは、ゼロ金利政策の継続に疑いが生じているといいます。  米国野村証券・雨宮愛知シニアエコノミスト:「これはFRBがいっている『資産購入をすぐやめませんよ』というメッセージだけでなくて、『ゼロ金利政策は当面続けますよ』というメッセージも無視しているというか、それに対して懐疑心が生まれている証拠だと思うんですね。FRBはむしろマーケットに今、言っていることをもう一回信じてもらうという努力を来週からするんじゃないかと思うんですね。具体的には『ゼロ金利の解除はあと数年はないと思います』。また、『資産購入プログラムも今すぐに縮小することを議論するべき時期ではない』というメッセージをもう少しマーケットに信じてもらう努力をしなければいけない」  そのうえで、アメリカメディアでも議論…
“感染制御の母”ナイチンゲール博物館閉館

“感染制御の母”ナイチンゲール博物館閉館

3分2021

 イギリスの看護師で現代の新型コロナウイルス対策にもつながる感染予防の基礎を作ったフローレンス・ナイチンゲールさんの功績を展示するロンドンのナイチンゲール博物館が、ロックダウンの影響で今月末で閉館することになりました。ナイチンゲールの功績に詳しい大平支局長のレポートです。  ナイチンゲール役の案内係・アンバーさん:「ようこそいらっしゃいました。私はフローレンス・ナイチンゲールです」  ロンドン中心部にあるフローレンス・ナイチンゲール博物館は、ロックダウンなどの影響で1年近く観客を受け入れられていません。  ナイチンゲール博物館・グリーン館長:「ナイチンゲールの功績を知ってもらうことが今ほど大事だった時はありません。現代の新型コロナとの闘いや対策に彼女が与えた影響は計り知れないのです」  今、ナイチンゲールを知ることがなぜ重要なのか。閉館前の博物館内を特別に取材させてもらいました。  ナイチンゲール役の案内係・アンバーさん:「ナイチンゲールは政治をよく知っていたし、歴史や最新の知識も勉強していました。当時、ほとんどの女性が教育を受けていなかったなかで、控えめに言ってもかなり個性的だったと思います」  人のためになる仕事をしたいとナイチンゲールが志したのは看護師でした。19世紀半ば、イギリスがロシアと戦ったクリミア戦争に従軍した際、野戦病院での経験がナイチンゲールの人生を大きく変えることになりました。  ナイチンゲール役の案内係・アンバーさん:「ナイチンゲールがクリミ…