コロナが変えた世界から様々な問題が見えてきた。立て直すのは簡単じゃない、でも今考えてみたい。よりよい明日をどう描くかをー。ブラジルのスラム街・ファベーラでは「路地の大統領」が動きだした。アメリカ・ロサンゼルスでは我々がかつて目にしたことのない「美しい空」が市民の心を揺さぶる。そして日本では“非接触”な新しいテクノロジーの数々が生まれている。「格差の拡大」「環境破壊」...人類が直面する難問。新型コロナウイルスによって、私たちは大きな打撃を受けたが、一方で立ち止まる機会を得たのかもしれない。踊り場にいる私たちは、どこに向かって進むべきなのか。取材を通し、“未来への岐路”で何をなすべきかを考える。