MLBポストシーズン リーグチャンピオンシップシリーズとは?ルール・仕組み・日程などを紹介
MLBでは各リーグとも地区優勝チームとワイルドカードの3チームをあわせた6チームが、ポストシーズン(プレーオフ)へと進出します。
ポストシーズンはワイルドカードシリーズから始まり、ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)、リーグチャンピオンシップシリーズ、ワールドシリーズと続いていきます。今回はポストシーズンの第3ラウンドにあたる、リーグチャンピオンシップシリーズについて解説します。

リーグチャンピオンシップシリーズとは?
リーグチャンピオンシップの基本概要
リーグ優勝決定戦と呼ばれることもあるリーグチャンピオンシップシリーズは、MLBポストシーズンの第3ラウンドに相当します。7試合制(4戦先勝)で行われ、勝ったチームがワールドシリーズ(WS)へと進出します。
CSと表されることもあり、アメリカン・リーグ(ア・リーグ)の場合はALCS、ナショナル・リーグ(ナ・リーグ)の場合は、NLCSと表記されます。
もう少し細かく見ていきましょう。大リーグは30チームがアメリカン・リーグ(ア・リーグ)とナショナル・リーグ(ナ・リーグ)に15チームずつ分かれています。両リーグともに東、中、西の3地区制となっており、各地区には5チームずつ所属しています。
2024年のMLBでポストシーズンに進めるのは、各リーグ6チームずつの合計12チームです。両リーグともに各地区の優勝チーム、そして優勝チームの3チームを除く勝率の高い3チームがワイルドカードとなり、ポストシーズンに進出します。
ポストシーズンの第1ラウンドはワイルドカードシリーズです。同シリーズはワイルドカードの3チームに地区優勝のなかでもっとも勝率の低いチームを加えた4チームで行います。3試合制(2戦先勝)となっており、勝ち抜いたチームが地区優勝のなかで勝率の高い2チームが待ち受けるディビジョンシリーズへと駒を進めます。
5試合制(3戦先勝)で行われる同シリーズを勝ち抜いた2チームが、リーグチャンピオンシップシリーズに進出するのです。
リーグチャンピオンシップシリーズのルールと仕組み
リーグチャンピオンシップシリーズ出場の条件
リーグチャンピオンシップシリーズは、ディビジョンシリーズを勝ち抜くことで出場できます。
リーグチャンピオンシップシリーズの仕組み

リーグチャンピオンシップシリーズは7試合制で先に4勝したチームがワールドシリーズへ進出します。どちらかのチームが4勝した時点で以降の試合は開催されません。
レギュラーシーズンで勝率が高いチームにホームアドバンテージが与えられ、第1戦を本拠地でスタートさせます。ただしワイルドカードでポストシーズンに進出したチームが地区優勝のチームと対戦する場合は、勝率にかかわらず地区優勝チームにホームアドバンテージが付与されます。
7試合は2試合、3試合、2試合の順番で球場が入れ替わり、第2戦と第5戦の翌日が移動日(休息日)となります。
2025年リーグチャンピオンシップシリーズの日程
2025年のリーグチャンピオンシップシリーズは未だ公表されていません。
2024年のリーグチャンピオンシップシリーズは、リーグによって開幕日が異なります。現地2024年10月13日(日本時間2024年10月14日)にナ・リーグ、1日遅れて現地2024年10月14日(同10月15日)にア・リーグが開幕しました。
開幕日は異なりますが、2試合、3試合、2試合のフォーマットは変わりません。日程をずらすことでMLBファンは、毎日ポストシーズンの熱戦を楽しむことができるのです。
リーグチャンピオンシップシリーズ日程
2025年のリーグチャンピオンシップシリーズの日程は未だ公表されていません。
2025年リーグチャンピオンシップシリーズ出場チーム
ナ・リーグ
未定
ア・リーグ
未定
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